Mozillaは米国時間10月7日、Android OS向けに「Firefox 4」のベータ版を公開した。
同ブラウザを利用するにはAndroid 2.0以降が必要となる。対応する端末はこちらのリストで確認できる。現時点では4機種のみがテスト済みとなっている。
ブラウザエンジンは通常版のFirefoxと同じものが使われており、Canvas、2Dグラフィック向けのScalable Vector Graphics(SVG)、バックグラウンド処理向けのウェブワーカー、HTML5のビルトインオーディオおよびビデオといった最新のウェブテクノロジに対応している。また、多くのアドオンを利用することができるのも特徴である。新しいJavaScriptエンジンである「JaegerMonkey」も搭載している。
さらに、Firefox Syncが組み込まれているため、タブ、ブラウザ履歴、パスワード、ブックマークを複数のコンピュータやモバイル端末のFirefoxと同期することができる。
ウインドウの管理画面を呼び出すには、Androidのメニューボタンをクリックし、ウインドウ選択画面に遷移する。こうすることにより、ウィンドウ間の移動が可能になっている。またタブは縦に並んだ状態で画面左に隠されていて、ブラウザウィンドウを右にスライドさせると、開いているブラウザタブが表示される仕組みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス