Googleは米国時間2月11日遅く、「Google Buzz」にいくつかの変更を施したことを発表し、同社が遅ればせながら、新サービスのプライバシー問題をめぐる反発を認めたことを示した。
Google Buzzを公開当初から使っているユーザーは、設定、特にプライバイシーに関する設定が非常に複雑なことに気づいていた。Googleの11日のブログ投稿によると、同社は最初からGoogle Buzzにプライバシーコントロールを組み込んでいたが、Googleはフォローしているユーザーのリストを簡単には非公開にできなくしているとの根強い批判を聞き入れて、この新ソーシャルネットワーキングサービスのセットアッププロセスに修正を加えたという。
GoogleはGmailブログで「(中略)この情報を表示しないようにするためのチェックボックスが見つけづらいという声があった。このフィードバックを基に、ユーザーにわかり易いように変更した」と述べ「この変更は11日中にすべてのGmailユーザーに向けて展開する」と記している。
今後、Buzzユーザーは同サービスに初めてログインした際に、「How do you want to be seen to others?(ほかのユーザーに公開する情報を選択してください)」と促されるようになる。デフォルトのオプションは「Show the list of the people I'm following and the list of people following me on my public profile(自分がフォローしているユーザーのリストと、自分をフォローしているユーザーのリストを公開プロフィール上に表示する)」だが、このボックスからチェックを外すことが可能だ。また、このオプションは、リストを隠すのに複雑な手順が必要だったアップデート前のバージョンと比べると、はるかに見つけやすくなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力