サンフランシスコ発--GoogleバイスプレジデントMarissa Mayer氏は米国時間10月21日、Google Labsにおける新たな試みである「Social Search」を当地で開催のWeb 2.0 Summitで発表した。Social Searchにより、メンバーとなっているソーシャルネットワークにおいて友人が書いたコンテンツが検索結果に表示されるようになる。
Social Searchは、オプトインプロジェクトとして数週間以内に開始される予定だ。ユーザーは、Googleアカウントを持ち、Google Profileを設定し、利用しているソーシャルネットワークに関する情報を記載する必要がある。Googleは、Profilesを1年前に立ち上げている。
Mayer氏は、「われわれの開発結果は、ページの下に挿入される。それは、ユーザーが使っているソーシャルネットワークに属している他のユーザーが書いたコンテンツだ」と述べた。さらに同氏は、Googleが望むこととして、「Social Searchによる全体的な関連性、包括性、品質の向上」があると付け加えた。例えば、ある地元レストランについて検索した場合、ユーザーの友人がYelpで書いたそのレストランに関するレビューが表示されるようになる。旅行先について検索した場合、友人が書いたブログが表示されるということも可能になる。
今回の発表とともにGoogleは同日、Twitterと提携し、つぶやきをリアルタイムで検索結果に表示することを発表している。ただし、この提携に関する実際の製品はまだローンチされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス