独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は11月26日、アイ・オー・データ製のLAN接続ハードディスク「HDL-Fシリーズ」の脆弱性を公表した。各機能を設定できるウェブ管理画面に脆弱性が存在するという。
クロスサイト・リクエスト・フォージェリ(CSRF)というもので、この脆弱性により、悪意あるページを読み込んだユーザーが、ウェブ管理画面で意図しない操作をさせられてしまう可能性がある。具体的には、管理用パスワードの変更や、ディスクの初期化などを実行される恐れがあるという。
対象となる製品は「HDL-F160」「HDL-F250」「HDL-F300」「HDL-F320」の4製品。アイ・オー・データでは、8月29日に公開し、サポートライブラリに掲載しているファームウェアのバージョンVer.1.02以降を適用することで、この脆弱性を解消できるとしており、アップデートを呼びかけている。
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