Microsoftは米国時間3月14日、広告管理ソフトウェアとサービスを提供するRaptを買収する計画を発表した。
取引の条件は公表されていないが、Raptのソフトウェアとサービスは、Microsoftのアドバタイザー&パブリッシャーソリューションズグループが手がける「Atlas Publisher Suite」に組み込まれる予定だ。
Raptのソフトウェアとサービスはオンラインパブリッシャーを対象としたものであり、広告の価格設定、予測、配信の能力を向上させることを目的としている。MicrosoftはAtlasの広告提供プラットフォームに加えて、Raptの価格設定分析、広告スペース管理、ビジネスインテリジェンスソフトウェアを活用し、オンラインパブリッシャーの間で存在感を高めたい意向だ。
「今回の買収で、われわれはあらゆる面でパブリッシャーの成功を支援できる独自の地位を確保した。これで当社のエンドツーエンドのソリューションには、ワークフローツール、広告のパッケージと配信、ターンキー販売、コンテンツパートナーシップ、歩留まりの管理と最適化が含まれることになる」とMicrosoftのアドバタイザー&パブリッシャーソリューションズグループ担当シニアバイスプレジデントであるBrian McAndrews氏は声明で述べている。
Raptの顧客のリストにはMicrosoftのほかに(Microsoftの最も重要な買収対象である)Yahooも含まれている。Microsoftは最終的には広告への取り組みを倍にすることができるかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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