「iPhoneのリリースを優先させる」という理由でリリースが6カ月先延ばしとなったMac OS Xの最新バージョン10.5 Leopard。これを自分のMacにインストールして使って分かったことは、このOSはMacで行うさまざまな効率を高めてくれる、ということだ。そんな最高のライフハックOSを見ていこう。
Leopardをインストールすると、自動的にデスクトップの壁紙が宇宙の星雲のような写真に変わり、いきなり未来感あふれるデスクトップの演出が光る。Macのシンボルである画面上部のメニューバーも、丸く削られていた角が尖り、金属のような光沢がありながらも背景が透けているデザインに変更された。
Mac OS XからおなじみになっているDockも半透明で光沢のある板の上にアプリケーションアイコンが並んでいるデザインに変更された。起動しているアプリケーションの下には、これまでの黒い三角ではなく、青白い火の玉が小さくともっている様子がとてもクール。
しかし新しいDockのはこれだけではない。
Dockの右側の領域には、「Stacks」という機能が与えられている。今までアプリケーション以外のフォルダやハイパーリンクが登録できる部分は、クリックするとただ単にウインドウやファイルが開くだけのショートカットだった。
しかし新しいDockのStacksにフォルダを登録してクリックすると、その中身のアイコンが弓なりにぐぐぐっと整列して伸び出てくるのだ。
その動きのスムーズさはさることながら、ファイルネームもアイコンの横に表示され、ワンクリックをすればそのファイルを開くことができる。アプリケーションフォルダも登録することができるが、数が多い場合は縦横に整列して画面いっぱいに表示される。
このアニメーションは使っていて楽しい環境になっただけでなく、いちいちフォルダを開いて使っていた身としては、1つ手順が減るという実利もある。
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