誰も見たことも触れたこともなく、その機能や動作の詳細も知らないというのに、明らかにほとんどすべての人が「iPhone」を現在自分が所有している携帯電話よりも優れていると思っている。
市場調査会社であるStrategy Analyticsの調査によると、携帯電話ユーザーの90%が、発売を控えた「iPhone」が現在自分が所有している携帯電話よりも優れていると思うと述べたという。
また同調査によると、40%以上のユーザーが、音楽プレーヤー、ウェブブラウジング、ボイスメール、通話管理機能など主要な機能において、自分が所有する携帯電話よりもiPhoneの方がずっと高性能であると評価した。
iPhone携帯電話は現在のところ、ほんの一部のApple幹部らにしか与えられていないため、ユーザーらが何を根拠にこのような判断を下したのかは明らかでない。機器自体はまだ一般販売されておらず、Appleは2007年6月発売としているが、それ以上の正確な日付も同社からは発表されていない。
しかしユーザーらは、iPhoneのすべてを気に入っているわけではない。Strategy Analyticsによると、ユーザーらはその価格に不満を感じているという。iPhoneは、4Gバイト版は499ドル、8Gバイト版は599ドルという2つの価格帯で販売される予定である。
他の業界調査会社もiPhoneの価格に関する調査を実施した。Harris Interactiveの調査報告によると、iPhoneの購入を考えている人々の40%が、価格が低下するのを待ってから実際に購入しようとしているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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