モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手掛ける、アップデイト内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は5月24日、「携帯コンテンツに関する利用動向調査part2」の結果を公表した。
調査の結果、NTTドコモが提供する、1台の携帯端末で2つの電話番号とメールアドレスが使える「2in1」のようなサービスを「利用したい」と回答したのは全体で33.8%。一方、29.3%が「利用するつもりはない」、36.9%が「特に決めていない」と回答した。
「利用したい」と答えた割合を職業別で見ると、専門学校生がもっとも高く(39.1%)、小学生(28%)、主婦(29.5%)を除き、すべての職業層で3割以上となった。
また、各携帯電話コンテンツの利用動向の調査では、ワンセグを「利用したことがある」が22.4%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が5.5%、「持っている携帯電話が対応していない」が72.1%。約3割がワンセグ対応機種を持っており、そのうちのワンセグを利用している人の割合は8割に上った。
おサイフケータイの利用動向の調査では、13.0%が「利用したことがある」、52%が「対応機種を持っているが利用したことがない」、35.1%が「持っている携帯電話が対応していない」と回答。おサイフケータイ対応機種を持っている回答者が約6割を占めたものの、そのうち、おサイフケータイを利用している人の割合は2割にとどまった。
また、QRコード、ミュージックプレーヤー、デコメール、電子コミックについて、5割以上の回答者に利用経験があるとわかった。
さらに、過去1カ月で利用、またはアクセスしたサービスについて、男性は「天気予報」(56.4%)がもっとも多く、次いで「検索サイト」(52.5%)、「アプリゲーム」(51.8%)の順。一方、女性では1位「検索サイト」(55.3%)以下「天気予報」(54.9%)、「着うた」(54.6%)と続いた。
調査は5月11〜14日の間、人気無料コンテンツポータルサイト「モンキータウン」ほか13サイトのユーザーを対象に実施され、5822件の有効回答を得られた。
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