現時点では、米国内の15都市の3Dモデルが作製されている。サンフランシスコ、カリフォルニア州サンノゼ、シアトル、ボストン、フィラデルフィア、ロサンゼルス、ラスベガス、デトロイト、フェニックス、ヒューストン、ボルティモア、アトランタ、デンバー、ダラス、テキサス州フォートワースが対象都市で、この数は今後も増えていく見込みだという。
ユーザーが使用するインターフェースの視点は、二次元、空中からの俯瞰、3Dの3種類から選べる。店リストやホワイトページ、交通情報やドライブ経路といった既存の地図サービスは、いずれのインターフェース上でも利用できる。
Google、Yahoo、AOLと競合し、みずからのオンライン検索サービスにユーザーおよび広告主を取り込もうとしのぎを削るMicrosoftは、マッピングサービス分野における技術革新に以前から力を入れてきた。Microsoftは2005年末には、斜め45度の角度から撮影した写真を利用したユニークな機能を発表している。
Sterling Market Intelligenceの創立者Greg Sterling氏は、ハードドライブにダウンロードする必要がなく、ブラウザ上で高機能なグラフィックを楽しめる点が、Virtual Earth 3Dの競合製品から突出した特長だと述べた。さらに、Microsoftが仮想看板に映像を流すようになることも十分考えられると、Sterling氏は話している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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