16bugsのMichele Finotto氏がメールでのインタビューに応じてくれた。
16bugsは、バグのトラッキングを簡単にするためのアプリケーションです。今あるたいていのソフトウェアはインストールも利用も簡単ではなく、機能が多すぎて中小規模のプロジェクトにはかえって使いにくいようなものが多いのです。
自分が開発中だったMac用アプリケーションのために、見栄えが良くて使いやすいバグトラッカーが必要だったというのが、16bugsを始めた理由です。後に、これを公開したいと思うようになりました。
空き時間のほとんどを費やしています。現在は大学に通っているので、夕方から夜にかけての時間のほとんどを16bugsの仕事に向けています。
16bugsはわたし一人で進めているプロジェクトです。現在イタリアのPolitecnico of Milan大学でコンピュータ工学を勉強中です。その前は、高校でコンピュータ技術者の単位を取得し、プログラミングは12歳からやっています。現在21歳です。PHPを使ってWebアプリケーションを開発し始め、教師がオンラインテストを作成するためのオープンソースアプリケーションを発表しました。1年半前にRuby on Railsを使い始めたのですが、すぐに気に入りました。16bugsはRuby on Railsで書いた最初の本格的なアプリケーションです。
できるだけシンプルなものにすることです。機能については、決してだれも使わないような機能を大量に盛り込むよりも、タスクを行うのに本当に必要な機能だけに絞るほうが良いと考えています。
Ruby on Rails、そしてバックエンドにMySQLを使っています。
最もリクエストが多い機能はAPIで、現在これに取り組んでいます。電子メール通知機能を欲しがるユーザーも多いです。わたし自身はその目的でRSSフィードを使っているのですが、RSSの流れには乗っていないユーザーがまだいるようだなあと感じています。
分散しています。
現在、プログラムの粗い部分に磨きをかける作業を進めています。すぐにユーザビリティの改善にも注力する予定です。ですから、最初の半年間は16bugsの使いやすさを全体的に向上させることが第一の目標になると思います。
長期的には、ユーザー数を増やし、中小規模のプロジェクトにとって最高のバグトラッキングアプリケーションにすることを目指します。
この分野の競争の厳しさです。フリーのアプリケーションもあれば、そうでないものもありますが、あまり使いやすくない、分かりやすくないものばかりです。16bugsをこの中で最も使いやすいアプリケーションに仕立てることができれば、成功するでしょう。さもなければ成功は難しいでしょう。
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