人気のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)であるMySpaceが、求人サイトのSimply Hiredと提携し、求人サービスを提供開始した。
米国時間6月12日に開設された新しいウェブサイトMySpace CareersはSimply Hiredのオンライン求人情報検索エンジンを利用した求人サービスだ。
このサイトはMySpaceユーザーに多い若年層をターゲットにしたもので、インターンシップ、救助員、キャンプカウンセラー、造園業などの夏季限定の仕事カテゴリも用意している。
News Corp.は4月、Simply Hiredに1350万ドルを出資し、ベンチャーキャピタルのFoundation Capitalと並ぶ株主になった。また、MySpaceの親会社であるFox Interactive Mediaは、News Corp.の傘下にある。
Simply Hiredの最高経営責任者(CEO)であるGautam Godhwani氏は声明文で、就職活動で役立つのは人脈だと述べている。Simply Hiredは、MySpace環境を利用して求職者と求人企業を結びつけることで、SNS人気にあやかりたいという。
Simply Hiredが発表した声明によると、同社はウェブクローリングソフトウェアを利用することで、求職者が複数の求人サイトを検索できるようにしているという。
2005年8月にNews Corp.に買収されて以来、MySpaceはSNSの枠を超えて事業を拡大させている。2006年4月には、「24 -TWENTY FOUR-」などの人気番組を1ドル99セントでダウンロードできるサービスを開始している。また、人気ビデオ共有サイトのYouTubeとも競合している。
調査会社Student Monitorが6月1日に発表した調査結果によると、MySpaceは「イン(in=流行している)である」と回答した大学生は58%だっとという。同じくSNSのFacebookは、71%が「イン」と回答している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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