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RSSを集めてウェブページに情報を一括表示する「Webフィード.cc」

藤本京子(編集部)2005年10月19日 10時00分

 サイドフィードは10月19日、ウェブサイト内の各ページやグループ企業のサイト間にまたがる情報を、1つのページで一括して表示させるための企業向けサービス「Webフィード.cc」を公開した。

 Webフィード.ccは、同社が8月24日にベータ版をリリースした企業のウェブサイトをRSS化するサービス「RSSフィード.cc」専用のツールだ。RSSフィード.ccで作成したRSSに含まれる最新情報の一覧を、1つのページにまとめて表示できるほか、関連会社のページ上にも同じ情報が表示できるようになる。

Webフィード.ccで表示される情報の一覧例。HTMLコードを貼り付ければ、サイトの各ページに同じ情報が表示される。

 Webフィード.ccについてサイドフィードでは、「これまで関連会社や個々のサービスに関する最新情報は、それぞれのサイトに分散して表示されていた。しかし、それらの情報をRSSフィード.ccでRSS化し、Webフィード.ccを使って表示することで、すべてのウェブサイトで相互に最新情報が表示、共有できる」としている。

 Webフィード.ccで情報を表示させたいページに、専用のHTMLコードを記載すれば設置が完了する。テンプレートのカスタマイズ機能を使ってこのコードを任意に変更し、サイトのデザインに合わせて情報を表示させることも可能だ。また、ログ表示機能もあり、Webフィード.ccを使って掲載した情報の一覧が、ブラウザに何回表示されたかがわかるようになっている。

 Webフィード.ccは、RSSフィード.ccの利用規定範囲内であれば、追加料金なしで利用できる。規定範囲とは、「はじめてプラン」が月間5万ヒットまで、「スタンダードプラン」が月間20万ヒットまでで、自社または関連会社、関連サイトなど、特定サイトでのみ利用する場合に限られている。ヒット数が上限を超えたり、ブログのパーツなどとして不特定多数が自由に利用できるように配布したりする場合は、別途料金がかかるが、その料金はまだ未定となっている。

 なお、サイドフィードでは19日、RSSフィード.ccの正式版を提供開始している。RSSフィード.ccは、ベータ版の公開以来すでに100社を超える申し込みがあったという。

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