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オーバーチュア、代理店の販売支援策を強化--認定制度など刷新

別井貴志(編集部)2005年08月19日 13時51分

 オーバーチュアは8月19日、検索キーワード連動型広告「スポンサードサーチ」を取り扱う代理店の販売支援策を強化すると発表した。

 同社では、2003年6月に認定代理店の担当者を対象にした「オーバーチュア・プロフェッショナル」と、2004年3月に一般代理店の担当者を対象にした「オーバーチュア・スペシャリスト」による認定資格制度「プロフェッショナル制度」を導入し、認定資格保有者の数は570名にのぼる。

 今回、こうした代理店ごとの認定制度を撤廃して担当者ごとにし、エントリー向けの「オーバーチュア・プロフェッショナル・ベーシック」と、上級者向けの「オーバーチュア・プロフェッショナル・アドバンス」の2コースに刷新した。

 そして、これまでは会場に出向いて各担当者がおよそ2日間かけて受けていた講習や認定資格テストを、オンラインによるASP型のeラーニングに変更する。講習はスライドと音声によるナレーションで構成され、受講者はいつでも好きな時間に好きなだけ受講することが可能だ。

 プロフェッショナル・ベーシックは、推奨認定および認定代理店、一般代理店の担当者を対象に約10時間の内容で構成され、スポンサードサーチを販売するために必要なスキルを習得できる内容になっている。また、プロフェッショナル・アドバンスは、ベーシック認定者を対象に約4時間の内容で構成され、オーバーチュアや業界の最新情報などを提供して、さらに深い知識とノウハウを習得できる。両コース共に、講習を経てテストに合格すれば受講者の資格を認定する。

 さらに、同社では資格認定者の販売支援ツールとして、専用ポータルサイトを近日中に開設する予定で、スポンサードサーチの最新情報や活用法、セールスツール、マーケティングデータなどを提供する。

 なお、スポンサードサーチを取り扱う認定代理店は、2005年4月に加わったメディックスとメンバーズの2社を加え、認定代理店と推奨認定代理店を合わせて現在13社ある。

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