もっといい勤め先を探しているなら、ソフトウェアメーカーのAnalytical Graphics Inc(AGI)はどうだろうか。
米人材管理協会が米国時間21日に発表した中小企業ランキングで、ペンシルバニア州エクストンにあるAGIが2年連続で1位に選ばれた。
同協会によると、AGIを無数の小企業のトップに押し上げた要因として「人材を育成し、支援していく環境」が挙げられるという。また、社員に提供されるドットコム流の特典も一役買ったようだ。同協会によると、AGIでは朝食、昼食、夕食だけでなくおやつや飲み物まで無料でふるまわれ、さらに無料で利用できる洗濯機や乾燥機が置いてある洗濯室まであるという。
AGIは航空宇宙産業向けのソフトウェアを開発しているが、「働きやすい環境調査協会(Great Place to Work Institute)」がまとめた小企業ランキング(従業員50名から250名)では、同社以外にも上位にランクインした技術系企業がある。
今年第3位につけたカリフォルニアのInsomniac Games of Burbankは、基本給の50%に相当するボーナスを支給することもあり、社員がリラックスできるようにバスケットボールやバレーボールコート、パット練習場や体育館も完備しているという。
同協会によると、中規模企業(社員251名から999名)のカテゴリでトップ10入りしたIT企業は、管理と技術サービスを提供するバージニア州アレキサンドリアのCalibreだけだったという。従業員が所有する同社は第6位につけている。
「ますます競争が激化している今日のビジネス環境のなかで、最も成功している企業とは、お互いに協力しあう、やる気のある革新的な従業員を生み出す環境を備えている企業だ。これができるのは強い信頼関係が存在する企業だけであり、これこそ成功する会社とそうでない会社を隔てるものだ」とGreat Place to Work Institute共同創設者のRobert Leveringは声明のなかで述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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