Apple Computerは米国時間8日、20件以上もの問題を修正するためのセキュリティアップデート「2005-006」をリリースした。修正された問題のほとんどは、Mac OS X 10.4「Tiger」のサーバ向け/クライアント向けの両バージョンに存在する不具合に関するもの。修正された問題は、オペレーティングシステムのさまざまな個所に存在し、攻撃者がMac上の任意のコードを実行したり、ユーザーが自身に与えられた権限を勝手に変更したりすることを可能にする脆弱性も含まれるという。
また、このうち2つのパッチは、AppleのMac OS X10.3.9のサーバ向け/クライアント向けの両バージョンにも影響するという。1つは、Bluetoothに関する脆弱性を修正する。この問題は、デフォルトで指定されているファイル交換ディレクトリ外にあるファイルへのアクセスが許可されてしまう可能性があるというもの。また、もう1つは、ウェブ開発で多用されるスクリプト言語であるPHPに関する問題を解決する。このパッチによりPHPは、バージョン4.3.11にアップデートされる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス