エキサイトは6月6日、プレイガイドとしてチケット直販事業に参入し、同社サイト上でのチケッティングサービス「エキサイトチケット」を開始した。
同社は以前からアーティストのインタビューやライブ中継、音楽ダウンロードといったエンターテインメントコンテンツに注力してきた。今回、チケット直販事業に参入することをきっかけに、ポータルビジネスとチケットサービスの融合を図る。
チケットは興行主から直接仕入れることで、他プレイガイドと同等のタイミングで販売を開始する。先着順で販売する一般発売の他に、事前に抽選で先行予約できる「EXリザーブ」を用意、第5希望までの条件設定やキャンセル予約が可能である。
チケット引き取りはヤマト運輸による宅配便での送付が基本となる。2005年秋以降からは、宅配便に加えてショップでの受け取りや電子チケットでのダウンロード引き取りにも対応する。
またチケット本体はUSサイズのオリジナルデザインになるため、写真やグラフィックスを利用したプレミアム性の高いチケットにできるほか、PRサイトの案内やQRコードを印刷することで広告やデジタルコンテンツ販売との連動も可能となる。
同社では音楽/映画/演劇/スポーツなど多ジャンルのチケットを取り扱う予定で、初期取り扱い公演数は200タイトル以上。今後は順次取り扱いを拡大し、2006年3月期で約100万枚、取り扱い高50億円を目指す。
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