SWA (話芸集団)
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SWA | |
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メンバー |
林家彦いち 三遊亭白鳥 春風亭昇太 柳家喬太郎 |
結成年 |
2003年 2019年 |
解散年 | 2011年 |
活動時期 |
2003年 - 2011年 2019年 - |
師匠 |
林家木久扇 - 彦いち 三遊亭圓丈 - 白鳥 春風亭柳昇 - 昇太 柳家さん喬 - 喬太郎 |
現在の活動状況 | 活動中 |
芸種 | 落語 |
SWA(すわっ)は、新作落語などの創作・公演を行う集団であり(名称の由来は「創作話芸アソシエーション -
概要
[編集]2003年頃、新作落語会の一つ、「落語ジャンクション」の楽屋に居たメンバーを中心に誕生[1]。メンバー同士で話し合った物語を皆で演じたり、過去に作った新作落語に手を加え新たな新作落語として発表するなども行った。2011年2月に、年内での活動休止を発表し[2][3]、同12月5日に東京・よみうりホールで最終公演を行った。
2019年12月12日、13日によみうりホールで「SWAリターンズ~SWA傑作選」を開催して復活[4]。
その後、2020年4月21日~23日、横浜にぎわい座で予定されていた「SWAクリエイティブツアー in にぎわい座」、7月27日〜30日に本多劇場で予定されていた公演[5]は新型コロナウイルス感染防止のため開催中止となった[6]。2020年は12月24日に日本特殊陶業市民会館ビレッジホールでの「大名古屋らくご祭2020 SWAブレンドストーリー『心をこめて』」(昼夜2公演)が唯一の開催となった[7]。
他の落語家への影響
[編集]- 林家彦いちの指南で2009年5月に「新作集団
DIMA 」が結成された(メンバーは林家染弥(現:3代目林家菊丸)、桂三若、桂文鹿、笑福亭由瓶、桂三幸)。 - 桂あやめ・桂三風(現:桂慶枝(5代目))・笑福亭鶴笑・月亭遊方による「浪花LSD」も発足。2024年にユニット名を「浪花LED」に変更して11月にSWAのメンバーと岸和田市浪切ホールで『新作落語まつりin岸和田 SWAメンバー×浪花LED』が開催された[8][9]。
メンバー
[編集]- 林家彦いち 背番号「1」(彦いちの「いち」から) — 落語協会所属
- 三遊亭白鳥 背番号「2」(「2」が白鳥の形に似ていることから) — 落語協会所属
- 春風亭昇太 背番号「4」(昇太の「しょう」から) — 落語芸術協会所属
- 柳家喬太郎 背番号「6」(喬太郎の「ろう」から) — 落語協会所属
※背番号「5」は特定のメンバーには割り当てられず、「ゴ贔屓」さまを指す番号として欠番扱いとなっている。
元メンバー
[編集]- 3代目神田山陽 背番号「3」(山陽の「さん」から) — 落語芸術協会所属、2007年脱退
関連書籍
[編集]- 夢枕獏・
SWA 共著『落語・すばる寄席』(集英社) - SWAメンバー交代執筆『新作日和』(「東京かわら版」2004.11月号~2011.11月号[10])
- 高田文夫/笑芸人編『落語ファン倶楽部 vol.14 まるごとぜ~んぶ SWA』(2011年、白夜書房)
- 春風亭昇太、聞き手・松田健次 『落語ファン倶楽部 vol.7』 「独占激白。SWA五周年の超真実 いいですか、SWA解散はね、避けられない運命なんですよ!」(2009年、白夜書房)[11]
- 広瀬和生『21世紀落語史』(第20回)「SWA(創作話芸アソシエーション)」の結成 」(2018.8.2 「本がすき。」(光文社))
- 写真・橘蓮二、構成・佐藤友美、「SWA再始動!」林家彦いち・三遊亭白鳥・春風亭昇太・柳家喬太郎インタビュー(2020.3.28「東京かわら版」4月号)
DVD
[編集]SWA のDVD(来福 MHBW 277)SWA のDVD —古典アフター—(来福 MHBW 304)
CD
[編集]SWA のCD 2006 —夏休み—(来福 MHCL1802~3)SWA のCD 2007 —明日の朝焼け—(来福 MHCL1804~5)SWA のCD 2011 —楽語・すばる寄席シャッフル—(来福 MHCL1999~2000)SWA のCD FINAL —クリスマスの夜に—(来福 MHCL2163~4)
脚注
[編集]- ^ 東京かわら版平成16年(2004年)2月号33pに「春風亭昇太師が共同で落語を創作する集団『SWA(すわっ)』を旗揚げ」の一行情報がある。
- ^ “チケット即日完売も…落語ユニット「
SWA 」解散のワケ”.ZAKZAK . (2011年2月14日) 2011年2月17日閲覧。 - ^ 馬場憲一 (2011年2月13日). “衝撃、SWA 重大発表!”. ざぶとん亭 席亭風流日記. 2019年11月22日閲覧。
- ^ 寄席 SWAリターンズ くすぐる4人の遊び心=評・濱田元子 - 毎日新聞 2019年12月26日
- ^ 春風亭昇太 (2020年8月2日). “SWAとコロナと撮影”. 春風亭昇太オフィシャルサイト. ザブトン海峡・航海記. (有)ティルト. 2020年10月22日閲覧。 “実は7月27日〜30日に渡ってSWAの公演を予定していましたが中止。”
- ^ “【公演中止】【払い戻しのご案内】4/21~23 SWAクリエイティブツアーinにぎわい座”. 春風亭昇太 (2020年4月21日). 2020年6月14日閲覧。
- ^ 毎年大名古屋らくご祭ではこの4人で公演しているが、「SWA」と銘打ったのはこの年が初めて。
- ^ “浪花LED”. 落語ファクトリー. 桂三風 (2024年2月16日). 2024年11月18日閲覧。
- ^ “『新作落語まつり in 岸和田 SWAメンバー×浪花LED』に出演する上方・浪花LEDメンバー、月亭遊方インタビュー”. ぴあ関西版WEB. ぴあ (2024年10月1日). 2024年11月18日閲覧。
- ^ 柳家喬太郎執筆分の一部は「柳家喬太郎バラエティブック(東京かわら版新書6、2019年10月、ISBN 9784910085005)に収録されている。
- ^ 活動休止の2年前のインタビューである。