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1974年のJSL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

1974年のJSL（第10回日本サッカーリーグ1部および第3回日本サッカーリーグ2部）は、1部が1974年4月7日から12月8日まで、2部が4月7日から11月3日まで行われた。

優勝は1部がヤンマーディーゼルサッカー部で、2部が読売サッカークラブであった。

またヤンマーディーゼル所属の釜本邦茂が10月20日に国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で行われた三菱重工戦で2得点をあげ、リーグ通算100得点を達成した。

JSL1部

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日本サッカーリーグ（JSL）1部
シーズン 1974（第10回）
優勝 ヤンマー
試合数 90
ゴール数 262 (1試合平均2.91)
得点王 釜本邦茂（ヤンマー）
合計観客動員 299,600人
平均観客動員 3,328人
← 1973
1975 →

大会概要

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参加クラブ

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チーム名 所在
都道府県		 前年成績
三菱重工業サッカー部 東京都 JSL1部 01位優勝
日立製作所サッカー部 JSL1部02位
ヤンマーディーゼルサッカー部 大阪府 JSL1部03位
藤和不動産サッカー部 栃木県 JSL1部04位
古河電気工業サッカー部 神奈川県 JSL1部05位
新日本製鐵サッカー部 福岡県 JSL1部06位
トヨタ自動車工業サッカー部 静岡県 JSL1部07位
東洋工業サッカー部 広島県 JSL1部08位
日本鋼管サッカー部 神奈川県 JSL1部09位
永大産業サッカー部 山口県 JSL2部01位優勝

成績

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年間順位

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順位 クラブ 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差
1位 ヤンマー 25 10 5 3 47 24 +23
2位 三菱重工 25 11 3 4 37 18 +19
3位 日立製作所 19 7 5 6 33 22 +11
4位 古河電工 19 7 5 6 25 24 +1
5位 新日本製鐵 19 8 3 7 24 25 -1
6位 東洋工業 18 6 6 6 20 25 -5
7位 日本鋼管 17 6 5 7 24 28 -4
8位 藤和不動産 16 5 6 7 25 30 -5
9位 永大産業 14 4 6 8 19 30 -11
10位 トヨタ自工 8 3 2 13 8 36 -28
優勝
JSL2部との入替戦

得点ランキング

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順位 選手名 所属クラブ 得点数
1 釜本邦茂 ヤンマー 21
2 松永章 日立製作所 17
3 日高憲敬 新日鐵 9
阿部洋夫 ヤンマー
5 森孝慈 三菱重工 8
渡辺三男 藤和不動産

アシストランキング

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順位 選手名 所属クラブ 得点数
1 高田一美 三菱重工 7
ジョージ小林 ヤンマー
3 今村博治 ヤンマー 6
河本博 新日鐵
崎谷誠一 新日鐵

表彰

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賞 選手名 所属クラブ 受賞回数
得点王 釜本邦茂 ヤンマー 4
アシスト王 高田一美 三菱重工 初
ジョージ小林 ヤンマー 初
ゴールデンボール賞 釜本邦茂 ヤンマー 5
シルバーボール賞 ジョージ小林 ヤンマー 初
新人王 藤口光紀 三菱重工 _
通算100得点 釜本邦茂 ヤンマー _
年間優秀11人賞 横山謙三 三菱重工 7
荒井公三 古河電工 3
清雲栄純 古河電工 初
山口芳忠 日立製作所 7
落合弘 三菱重工 3
セルジオ越後 藤和不動産 2
森孝慈 三菱重工 4
ジョージ小林 ヤンマー 初
松永章 日立製作所 3
釜本邦茂 ヤンマー 7
藤口光紀 三菱重工 初

JSL2部

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日本サッカーリーグ（JSL）2部
シーズン 1974（第3回）
優勝 読売クラブ
降格 茨城日立（関東リーグ）
試合数 90
ゴール数 291 (1試合平均3.23)
得点王 ジョージ与那城（読売クラブ）
← 1973
1975 →

JSL2部大会概要

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JSL2部参加クラブ

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チーム名 所在
都道府県		 前年成績
田辺製薬サッカー部 大阪府 JSL1部010位
甲府サッカークラブ 山梨県 JSL2部02位
読売サッカークラブ 東京都 JSL2部03位
富士通サッカー部 神奈川県 JSL2部04位
電電公社近畿サッカー部 京都府 JSL2部05位
大日日本電線サッカー部 栃木県 JSL2部06位
京都紫光サッカークラブ 京都府 JSL2部07位
帝人松山サッカー部 愛媛県 JSL2部08位
住友金属工業蹴球団 大阪府 関西 01位優勝
日立製作所茨城日立サッカー部 茨城県 関東06位

JSL2部成績

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JSL2部年間順位

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順位 クラブ 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差
1 読売クラブ 26 11 4 3 46 20 +26
2 富士通 22 9 4 5 32 19 +13
3 京都紫光クラブ 22 9 4 5 27 20 +7
4 電電近畿 20 8 4 6 29 24 +5
5 甲府クラブ 20 8 4 6 30 26 +4
6 帝人松山 19 7 5 6 29 33 -4
7 大日日本電線 17 7 3 8 32 27 +5
8 田辺製薬 16 7 2 9 33 31 +2
9 住友金属 12 4 4 10 23 48 -25
10 茨城日立 6 1 4 13 10 43 -33
JSL1部との入替戦
社会人との入替戦

JSL2部表彰

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賞 選手名 所属クラブ 備考
得点王 ジョージ与那城 読売クラブ 13得点
アシスト王 関口直 住友金属 8アシスト

JSL1部・2部入替戦

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参加クラブ

  • 永大産業（JSL1部9位）
  • トヨタ自動車工業（JSL1部10位）
  • 読売クラブ（JSL2部優勝）
  • 富士通（JSL2部準優勝）
JSL1部 第1戦 第2戦 JSL2部
永大産業 3-2 3-1 富士通
トヨタ自工 1-0 3-2 読売クラブ
  • 永大産業とトヨタ自動車工業はJSL1部残留

JSL2部・社会人入替戦

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参加クラブ

JSL2部 第1戦 第2戦 社会人
住友金属 2-1 3-2 ヤンマークラブ
茨城日立 1-1 0-2 本田技研工業
昇格
降格
  • 住友金属はJSL2部残留。茨城日立は地域リーグ降格。
  • 本田技研はJSL2部昇格

関連項目

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日本サッカーリーグ（JSL）のシーズン
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
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