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銀行保険局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

銀行保険局(ぎんこうほけんきょく)は戦時中の大蔵省に設けられていた内部部局

概要

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銀行局と監理局が合併し、1943年11月1日に設置された[1]1945年3月17日に総務課、特別銀行課、普通銀行課、庶民金融課が合併し、銀行課となる[1]

組織

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  • 銀行課
  • 保険課

銀行保険局長

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氏名 就任年月日 後職 備考
銀行保険局長
山際正道 1943年11月1日 総務局長
迫水久常 1944年11月1日 企画院第一部第一課長
田中豊 1945年4月7日 退官 (事務取扱)
大蔵次官
武村義雄 1945年4月13日 金融局長

銀行保険局課長

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総務課長 特別銀行課長 普通銀行課長 庶民金融課長 銀行課長 保険課長 戦時保険課長 就任年月日
伊達宗彰 櫛田光男 舟山正吉 阪田泰二 未設置 吉村成一 村岡信勝 1943年11月1日
近藤直人 1943年11月5日
舟山正吉 1944年4月6日
伊達宗彰 1945年2月28日
1945年3月7日
廃止、銀行課へ再編 西原直廉 廃止、保険課へ統合 1945年3月17日
廃止 1945年5月17日
廃止 1945年5月19日

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 第5章戦時下の大蔵省機構の諸問題『大蔵省史 ー明治・大正・昭和ー』