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近衛歩兵第4連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近衛歩兵第4連隊
創設 1886年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 東京
編成地 東京
通称号/略称 宮3803
上級単位 近衛 - 近衛師団 - 近衛第2師団
最終位置 スマトラ島 メダン
戦歴 日清 - 日露 - 日中 - 第二次世界大戦
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近衛歩兵第4連隊(このえほへいだい4れんたい、近衛歩兵第四聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

沿革

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  • 1886年(明治19年) - 第1大隊が編成完結
  • 1887年(明治20年) - 第2大隊が編成完結
5月24日 - 軍旗拝受
6月 - 動員下令、漢口作戦などに参加する
7月 - 仏印サンジャック湾に上陸、サイゴン(現 ホーチミン市)に駐屯
12月8日 - 太平洋戦争開戦、連隊主力は陸路でタイ王国へ進攻、第3大隊は海上機動しバンコクに進出、マレー作戦を開始
3月12日 - シンガポール港を出発し北部スマトラ島平定作戦に従事、その後警備と防御陣地の構築をする
8月15日 - 終戦
9月22日 - 軍旗奉焼

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 伏見宮貞愛親王 1887.4.28 - 1892.12.8 中佐、1887.11.大佐
2 高井敬義 1892.12.8 -
3 内藤正明 1895.2.16 - 1897.9.28
4 一戸兵衛 1897.10.11 -
5 谷田文衛 1898.10.1 - 1899.3.13
6 山田保永 1899.3.13 - 1900.3.29
7 梅沢道治 1900.3.29 -
8 飯田英三 1904.7.5 - 1909.11.30 中佐、1905.4.大佐
9 高橋義章 1909.11.30 - 1911.9.6
10 若見虎治 1911.9.6 - 1912.12.17
11 武藤信義 1912.12.17 - 1915.4.10
12 両角三郎 1915.4.10 - 1916.8.18
13 黒田善治 1916.8.18 -
14 千田嘉平 1918.7.24 -
15 青山寛 1920.8.10 -
16 三宅光治 1924.2.4 -
17 小林道生 1926.3.2 -
18 大浜石太郎 1928.3.8 -
19 川岸文三郎 1929.8.1 -
20 小野弘毅 1931.8.1 - 1932.8.8[2]
21 伊丹政吉 1932.8.8 -
22 志岐豊 1933.3.18 -
23 飯田祥二郎 1934.8.1 - 1935.8.1[3]
24 原田熊吉 1935.8.1[3] -
25 丸山政男 1937.8.2 -
26 原守 1938.7.15 -
27 松崎直人 1939.3.9 -
28 正木宣儀 1941.3.1 -
29 国司憲太郎 1942.1.2 -
上妻慶加 1944.3.1 -

脚注

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  1. ^ 『官報』第4719号、明治32年3月29日。
  2. ^ 『官報』第1683号、昭和7年8月9日。
  3. ^ a b 『官報』第2575号、昭和10年8月2日。

参考文献

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  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』(新人物往来社、1990年)
  • 原 剛『明治期国土防衛史』(錦正社、2002年)
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報

関連項目

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