コンテンツにスキップ

豊浜町 (広島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とよはまちょう
豊浜町
豊浜大橋
豊浜町旗 豊浜町章
豊浜町旗 豊浜町章
廃止日 2005年3月20日
廃止理由 編入合併
音戸町蒲刈町倉橋町豊浜町安浦町豊町呉市
現在の自治体 呉市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
豊田郡
市町村コード 34425-7
面積 11.65 km2
総人口 2,109
(2004年3月31日)
隣接自治体 豊町
町の木 ホルトノキ
町の花 レモン
町の鳥 アビ
豊浜町役場
所在地 734-0101
広島県豊田郡豊浜町豊島3526番地15
座標 北緯34度10分35秒 東経132度47分56秒 / 北緯34.17628度 東経132.79875度 / 34.17628; 132.79875 (豊浜町)座標: 北緯34度10分35秒 東経132度47分56秒 / 北緯34.17628度 東経132.79875度 / 34.17628; 132.79875 (豊浜町)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

豊浜町(とよはまちょう)は、かつて広島県に存在した豊田郡に属した。

芸予諸島の中ほどにある豊島屋久比島斎島の全域と大崎下島三角島のそれぞれ西側約3分の1の部分からなる町である。2005年3月20日安芸郡音戸町蒲刈町倉橋町及び豊田郡の安浦町豊町とともに呉市に編入され消滅した。

歴史

[編集]
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行。豊浜町域には当時豊田郡豊浜村があるだけであった。その後一世紀以上に亙って単独村政→単独町制が続いた。
  • 1935年(昭和10年)1月21日 - 尾道港から各島を経由して豊島に向かっていた定期連絡船が沈没。死者11人[1]
  • 1969年(昭和44年)11月3日 - 豊浜村が町制施行して豊浜町になる。
  • 2005年(平成17年)3月20日 - 安芸郡音戸・蒲刈・倉橋各町および豊田郡安浦・豊両町とともに呉市に編入されて消滅する。

地理

[編集]

[編集]
  • 豊島
  • 大崎下島(大半は豊田郡豊町に属する)
  • 三角島(大半は豊田郡豊町に属する)
  • 尾久比島
  • 重子岩
  • 二窓島
  • 斎島

名所・旧跡

[編集]
  • アビ渡来群游海面(国の天然記念物)

産業

[編集]
  • 漁業農業が主産業。特に漁業では斎島でかつてアビ漁が行われていた。農業ではみかんレモンを中心とした柑橘栽培が盛んである。

大字(2005年3月19日当時のデータ)

[編集]
  • 斎島(いつきしま)
  • 大浜(おおはま)
  • 豊島(とよしま)

交通(2005年3月19日当時のデータ)

[編集]

鉄道

[編集]

町内は一切通っていない。

道路

[編集]
町内は一切通っていない。
呉市と合併当時は豊島大橋は建設中。大浦港(上蒲刈島)・豊島港・立花港(大崎下島)間に相当する区間の航路(フェリー)があった。

航路

[編集]
  • 豊島港…斎島への高速船が発着する。
  • 立花港…斎島・豊島への高速船が発着する
  • 大浜港…斎島への高速船が発着する。
  • 斎島港…大崎下島・豊島からの高速船が発着する。

教育(2005年3月19日当時のデータ)

[編集]

小学校

[編集]
  • 豊浜町立豊島小学校
    • 2014年(平成26年)に隣島の小学校と統合し廃校した[3]

中学校

[編集]
  • 豊浜町立豊浜中学校

脚注

[編集]
  1. ^ 尾道-豊島間の定期船・大崎丸が沈没『中国新聞』昭和10年1月23日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p635 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  2. ^ a b c 『国・県道路線一覧表』 - 19ページ
  3. ^ 市町立学校の新設・統廃合等(平成26年度当初)”. 広島県教育委員会. 2019年2月7日閲覧。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]