終わらない詩
「終わらない詩」 | ||||
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日笠陽子 の シングル | ||||
初出アルバム『Couleur』 | ||||
B面 | イノセント | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | J-POP、アニメソング | |||
時間 | ||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||
作詞・作曲 |
yamazo 稲葉エミ(作詞) | |||
チャート最高順位 | ||||
日笠陽子 シングル 年表 | ||||
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「終わらない詩」(おわらないうた)は、日笠陽子の楽曲。彼女の2枚目のシングルとして2013年6月5日にポニーキャニオンから発売された。作詞・作曲はいずれもyamazoが手掛け、本曲の作詞にはyamazoと同じF.M.F所属の稲葉エミも加わっている。「日笠陽子ソロプロジェクト」3か月連続リリースの第2弾。
背景、制作
[編集]日笠陽子の2枚目のシングルであり、アニメーション映画『ハル』の主題歌である。
2013年2月8日に、デビューシングル「美しき残酷な世界」(5月8日)を皮切りに3か月連続でCDをリリースするとの発表があり、そこでその第2弾が「終わらない詩」で同年6月5日にリリースすることも合わせて発表された[3]。また同じ日にアニメ映画『ハル』の主要キャストが発表され、日笠がヒロイン・くるみを演じるとともに、主題歌を担当することも発表された[4]。
日笠がアルバム『Glamorous Songs』に収録するために選んでいた楽曲[5]だったが、『ハル』の世界観に近いと思い、『ハル』の監督・牧原亮太郎に推薦した[6][7]。牧原は、当初「ふわふわとした包まれるようなイメージ」の楽曲を主題歌にしようと考えていたが、本曲を聴いたことで採用を決めた[8]。
レコーディングは、楽器とボーカルを同じスタジオ内[注 1]で収録する形で行われた[8]。またレコーディングには、作品の繋がりのため『ハル』の音響監督・はたしょう二も立ち会っている[9]。
音楽性
[編集]「終わらない詩」は、アニメーション映画『ハル』の世界観に寄り添う楽曲であるが、様々な人の世界観にも寄り添える楽曲を目指しているという[10]。曲調は前作とは異なり、切なくどこか懐かしいような余韻が印象的なバラード[10]になっている。
日笠は「いろいろ試したんですけど、最終的には力強く、生命力を感じさせるような方向」になったと語っている[10]。
リリース
[編集]シングルは初回限定盤(PCCG-01344)と通常盤(PCCG-70181)の2種リリースで、初回限定盤には本曲のミュージック・ビデオを収録したDVDが同梱されている。
ミュージック・ビデオやジャケットも本曲と同様にアニメーション映画『ハル』に寄り添っており、『ハル』の世界観の一部が表現されている[6][8][7]。
シングルのカップリング曲「イノセント」は、アップリフティングな曲[11]で、日笠曰く「心があったかくなる」曲であるという[8]。
収録曲
[編集]全作曲・編曲: yamazo。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「終わらない詩」 | yamazo、稲葉エミ | |
2. | 「イノセント」 | yamazo | |
3. | 「終わらない詩(Instrumental)」 | ||
4. | 「イノセント(Instrumental)」 | ||
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「終わらない詩」(Music Video) |
チャート
[編集]チャート(2013年) | 最高位 |
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オリコン週間[2] | 15 |
Billboard Japan Hot Animation[12] | 12 |
Billboard Japan Top Singles Sales[13] | 15 |
CDTV(6月15日放送)[14] | 24 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 上の階が楽器、下の階がボーカル。
出典
[編集]- ^ a b “終わらない詩 [CD+DVD]<初回限定盤>”. タワーレコード. 2013年6月13日閲覧。
- ^ a b “終わらない詩(初回限定盤)”. オリコン. 2013年8月8日閲覧。
- ^ ““てへぺろ”日笠陽子、5・8ソロ始動! 怒とうの3ヶ月連続リリース”. オリコン (2013年2月8日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “「けいおん!」声優・日笠陽子、初の劇場主題歌!アニメ『ハル』主要キャストが決定”. シネマトゥデイ (2013年2月8日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ 「日笠陽子 始動。」『リスアニ!』Vol.13、エムオン・エンタテインメント、2013年4月25日、158-165頁、ISBN 978-4-7897-7191-7。
- ^ a b “声優・日笠陽子、浴衣姿でオヤジギャグ!思わず涙を流す場面も…”. シネマトゥデイ (2013年6月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “映画『ハル』日笠陽子感涙の女子限定イベントへ潜入”. オタ女. 東京産業新聞社 (2013年6月14日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b c d 「PICK UP ARTIST」『声優アニメディア』2013年7月号、学研マーケティング、2013年6月10日、90-91頁。
- ^ “細谷佳正、日笠陽子、牧原亮太郎監督が登壇!劇場中編アニメーション「ハル」初日舞台挨拶”. こえぽた (2013年6月8日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b c 小栁大輔 (2013年4月14日). “SPECIAL COLUMN”. 日笠陽子スペシャルサイト. 2020年5月8日閲覧。
- ^ “日笠陽子、“チーム日笠の完成見た”初ワンマンを堂々完遂”. 音楽ナタリー (2013年10月28日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Animation 2013/06/17 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年6月17日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales 2013/06/17 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年6月17日閲覧。
- ^ “TBS「CDTV」日笠陽子”. CDTV. TBSテレビ. 2013年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月27日閲覧。
関連項目
[編集]- 『Glamorous Songs』 - 次作にあたる日笠陽子のコラボレーションアルバム。本作を担当したyamazo、稲葉エミも引き続き参加している。