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小川原正道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小川原 正道おがわら まさみち
人物情報
生誕 (1976-09-24) 1976年9月24日(48歳)
長野県東御市
国籍 日本の旗 日本
出身校 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了
学問
活動地域 日本
研究分野 日本政治思想史
研究機関 武蔵野短期大学
イリノイ大学
武蔵野学院大学
慶應義塾大学
ハーバード大学
マサチューセッツ工科大学
東京大学
学位 博士(法学)
影響を受けた人物 寺崎修
学会 日本政治学会
日本思想史学会
政治思想学会
明治維新史学会
慶應法学会
福澤諭吉協会
公式サイト
http://fs1.law.keio.ac.jp/~ogawara/
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小川原 正道(おがわら まさみち、1976年9月24日[1] - )は、日本政治学者慶應義塾大学法学部教授。専門は日本政治思想史学位は、博士(法学)

略歴

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長野県東御市出身。

1995年長野県上田高等学校卒業。 1999年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。 2001年同大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。 2003年同博士課程修了。博士(法学)の学位を取得。

武蔵野短期大学国際教養学科専任講師助教授武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部助教授准教授などを経て、2008年慶應義塾大学法学部准教授、2013年同教授

イリノイ大学ロースクール客員研究員国際日本文化研究センター国内客員教員准教授、ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員マサチューセッツ工科大学歴史学科客員研究員東京大学大学院法学政治学研究科客員研究員なども歴任。

2023年、『慶應義塾の近代アメリカ留学生 文明の「知」を求めた明治の冒険』で義塾賞を受賞。同年、『独立のすすめ 福沢諭吉演説集』が尾崎行雄記念財団・咢堂ブックオブザイヤー2023大賞(演説部門)受賞[2]

主著

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単著

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  • 『大教院の研究 明治初期宗教行政の展開と挫折』(慶應義塾大学出版会, 2004年)
  • 『評伝 岡部長職 明治を生きた最後の藩主』(慶應義塾大学出版会, 2006年)
  • 『西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦』(中公新書, 2007年)
  • 『近代日本の戦争と宗教』(講談社選書メチエ, 2010年)
  • 『福沢諭吉 「官」との闘い』(文藝春秋, 2011年)
  • 『福澤諭吉の政治思想』(慶應義塾大学出版会, 2012年)
  • 『明治の政治家と信仰 クリスチャン民権家の肖像』歴史文化ライブラリー吉川弘文館, 2013年)オンデマンド版 2022年 ISBN 9784642757638
  • 『日本の戦争と宗教 1899-1945』(講談社選書メチエ, 2014年)
  • 『西南戦争と自由民権』(慶應義塾大学出版会, 2017年)
  • 『小泉信三 天皇の師として、自由主義者として』(中公新書, 2018年)
  • 『明治日本はアメリカから何を学んだのか 米国留学生と『坂の上の雲』の時代』(文春新書, 2021年)
  • 『日本政教関係史 宗教と政治の一五〇年』(筑摩選書, 2023年)
  • 『慶應義塾の近代アメリカ留学生 文明の「知」を求めた明治の冒険』(慶應義塾大学出版会, 2023年)
  • 『福沢諭吉 変貌する肖像  文明の先導者から文化人の象徴へ』(ちくま新書, 2023年)
  • 『西郷従道 維新革命を追求した最強の「弟」』(中公新書, 2024年)
  • 『「信教の自由」の思想史 明治維新から旧統一教会問題まで』 (筑摩選書, 2024年)

編著

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著書翻訳

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  • (尤一唯译)『福泽谕吉与日本政府』(九州出版社,2016年)[3]

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.306
  2. ^ 尾崎行雄記念財団ホームページ 咢堂ブックオブザイヤー2023”. 尾崎行雄記念財団. 2023年12月31日閲覧。
  3. ^ 『福沢諭吉 「官」との闘い』の中国語訳

外部リンク

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