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名数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

名数(めいすう)とは、同類のものをいくつかまとめ、その数をつけて総称する呼び方のことである[1]

第二の意味として、助数詞が付いた数字一般を指す[1]。(「一本」、「2足」、「参艘」など)

定義

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例えば、景勝地のうち特に優れた3つをまとめて「日本三景」と呼んだり、ある人の弟子の中で特に優れた人10人をまとめて「十哲」と呼んだりするようなものである。必ずしも最も優れたもの(トップ3、トップ10など)を選んでいるとは限らない。諸説あって「三大○○」「四大○○」に何が入って何が入らないのか、厳密に定まっていない場合もある。

名数辞典

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名数を集めて一つの書籍にしたものを名数辞典(または名数事典、名数書)と呼び、多くのものが出版されている。これらには名数だけでなく、数値の付いた語全般が収録されている事も多い。単独の書物になっているものの他に小規模なものが辞典類や年表・ハンドブック類の中に収録されていることもある。

脚注

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  1. ^ a b 広辞苑などの辞書類では、この意味の他に、単位助数詞つきの数値を指すこともあるとしている。例えば、百メートル、千円など。これらをつけない数値を無名数という。

関連項目

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外部リンク

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