コンテンツにスキップ

古谷田奈月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
古谷田 奈月
(こやた なつき)
誕生 (1981-10-05) 1981年10月5日(43歳)[1]
千葉県我孫子市[1]
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 二松学舎大学
活動期間 2013年 -
代表作 『神前酔狂宴』(2019年)
主な受賞歴 日本ファンタジーノベル大賞(2013年)[2]
織田作之助賞(2017年)[3]
三島由紀夫賞(2018年)[4]
野間文芸新人賞(2019年)
渡辺淳一文学賞(2023年)
デビュー作今年の贈り物』(2013年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

古谷田 奈月(こやた なつき、1981年昭和56年〉[1]10月5日[5] - )は、日本の小説家千葉県我孫子市出身[1]日本放送協会学園高等学校(現在のNHK学園高等学校)[要出典]二松学舎大学文学部国文学科卒業[6]

経歴

[編集]

2013年、『今年の贈り物』で第25回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、同作を『星の民のクリスマス』と改題しデビューした[7][2]2017年、『リリース』で第30回三島由紀夫賞候補となり[8](受賞作は、宮内悠介 『カブールの園』)、第34回織田作之助賞を受賞した[3]2018年、「無限の玄」で第31回三島由紀夫賞を受賞し[4]、「風下の朱」で第159回芥川龍之介賞候補となり[9]、『望むのは』で第17回センス・オブ・ジェンダー賞大賞を受賞し[10]、『無限の玄/風下の朱』で第40回野間文芸新人賞候補となった[11]。2019年、『神前酔狂宴』で第41回野間文芸新人賞を受賞した。2023年、『フィールダー』で第8回渡辺淳一文学賞を受賞した[12]

作品リスト

[編集]

単行本

[編集]

アンソロジー

[編集]

「」内が古谷田奈月の作品

  • 『早稲田文学増刊 女性号』(2017年9月 筑摩書房)「無限の玄」

雑誌・ムック本

[編集]
  • 『たべるのがおそい Vol,4』(2017年10月 書肆侃侃房)「橙子」

単行本未収録短編

[編集]
  • 鳥目の弟(新潮社『小説新潮』2014年1月号)
  • 大粒のダイナ(新潮社『小説新潮』2014年9月号)

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 著者プロフィール”. 新潮社. 2018年1月26日閲覧。
  2. ^ a b 日本ファンタジー大賞 過去の受賞作”. 新潮社. 2018年1月26日閲覧。
  3. ^ a b 織田作之助賞に2氏 朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2018年1月26日閲覧。
  4. ^ a b “三島賞に古谷田奈月さん、山本賞は小川哲さん”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年5月16日). https://www.asahi.com/articles/ASL5C6G9XL5CUCVL03B.html 2018年5月16日閲覧。 
  5. ^ 第159回芥川龍之介賞候補作が発表:古谷田奈月「風下の朱」、北条裕子「美しい顔」、松尾スズキ「もう「はい」としか言えない」など5作 - ほんのひきだし、2018年6月18日
  6. ^ 本学卒業生 古谷田奈月さんが「第34回織田作之助大賞」を受賞しました”. 二松學舎大学. 2018年1月28日閲覧。
  7. ^ 第25回「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作品発表[リンク切れ]
  8. ^ 第30回三島由紀夫賞”. 新潮社. 2018年1月26日閲覧。
  9. ^ 第159回芥川龍之介賞候補作品決定!”. 日本文学振興会. 2018年6月24日閲覧。
  10. ^ 2017年度 第17回Sense of Gender賞”. ジェンダーSF研究会. 2018年7月23日閲覧。
  11. ^ 野間文芸新人賞 第40回(2018年)候補作品が決まりました。”. 講談社. 2018年11月6日閲覧。
  12. ^ 渡辺文学賞に古谷田さん”. 産経新聞 (2023年4月3日). 2024年4月2日閲覧。