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仰星監査法人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仰星監査法人
GYOSEI & CO.
種類 監査法人
本社所在地 日本の旗 日本
102-0081
東京都千代田区四番町6
東急番町ビル11階
設立 1990年平成2年)9月
業種 サービス業
法人番号 9010005005241 ウィキデータを編集
事業内容 会計監査
コンサルティング ほか
代表者 髙田 篤(理事長)
売上高 48億4904万円(2024年6月期)[1]
従業員数 400名(2023年6月時点)
外部リンク 公式サイト
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仰星監査法人 (ぎょうせいかんさほうじん、英語: GYOSEI & CO.)は、日本における準大手監査法人である。

世界第12位の会計事務所であるネクシアインターナショナルと提携している。[2]

概要

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仰星監査法人の母体といえる前身は大阪を拠点とする北斗監査法人(のち東京北斗監査法人)で、新興企業中心に幅広く業務を手掛ける比較的新しい監査法人であった。2006年(平成18年)に中堅の監査法人芹沢会計事務所と合併したことにより業界8位の規模へ拡大し、準大手の一角としての地位を占めることとなった。監査法人芹沢会計事務所は比較的古参の部類に入り、熊谷組等のクライアントを持つ監査業務中心の法人であった。なお合併当初は業務収入9億円、上場クライアント10数社の規模。

主な金商法監査クライアント

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有価証券報告書より、最近の監査報酬上位10社を以下に示す。

順位 会社名 業種 2023年度監査報酬 前身所属ならびに監査継続期間
1 コムシスホールディングス 建設 1億4,000万円 2012年3月期以降(桜友共同事務所→仰星)
2 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス 電気機器 7,400万円 2019年3月期以降(あずさ→仰星)
3 熊谷組 建設 7,200万円 少なくとも1966年以降(上場以来:芹沢系列)
3 東建コーポレーション 建設 7,200万円 2019年4月期以降(トーマツ→仰星)
5 OUGホールディングス 卸売 6,600万円 2014年3月期以降(新日本→仰星)
6 西松建設 建設 6,200万円 少なくとも1965年以降(芹沢系列)
6 いなげや 小売 6,200万円 2022年3月期以降(日本橋事務所→仰星)※2403期で辞任
8 東亜道路工業 建設 5,800万円 2021年3月期以降(EY新日本→仰星)
9 クスリのアオキホールディングス 小売 5,400万円 2021年5月期以降(あずさ→仰星)
10 牧野フライス製作所 機械 5,200万円 少なくとも1966年以降(芹沢系列)

沿革

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  • 1984年(昭和59年)11月 - 監査法人芹沢会計事務所設立。
  • 1990年(平成2年)9月 - 北斗監査法人設立。
  • 1994年(平成6年)7月 - 東京赤坂監査法人設立。
  • 2000年(平成12年)10月 - 北斗監査法人と東京赤坂監査法人の合併により東京北斗監査法人となる。
  • 2001年(平成13年)8月 - ネクシアインターナショナルへ加盟。
  • 2006年(平成18年)9月 - 東京北斗監査法人、名古屋事務所開設。
  • 2006年(平成18年)10月 - 東京北斗監査法人と監査法人芹沢会計事務所の合併により仰星監査法人となる。
  • 2009年(平成21年)6月 - 札幌オフィスを開設。
  • 2011年(平成23年)7月 - 金沢に地盤を置く明澄監査法人(昭和30年創業・昭和62年設立)と合併し、北陸事務所を開設。
  • 2014年(平成26年)7月 - 明和監査法人(昭和42年創業・昭和50年設立)と合併。
  • 2019年(平成31年)4月 - 本部(東京事務所)を麹町ビル2Fから東急番町ビル11Fへ移転。
  • 2021年(令和3年)7月 - 広島オフィスを開設。

脚注

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出典

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  1. ^ 業務及び財産の状況に関する説明書類
  2. ^ Top 25 International Networks 2022” (英語). Accountancy Age. 2024年8月4日閲覧。
  3. ^ 法人概要(仰星監査法人)

外部リンク

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