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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平仮名
文字
字源 仁の草書体
JIS X 0213 1-4-43
Unicode U+306B
片仮名
文字
字源
JIS X 0213 1-5-43
Unicode U+30CB
言語
言語 ja
ローマ字
ヘボン式 ni
訓令式 NI
JIS X 4063 ni
アイヌ語 NI
発音
IPA nʲi
種別
清音

は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。

概要

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「に」の筆順
「ニ」の筆順

に に関わる諸事項

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  • 片仮名の「ニ」は元となった漢数字の「二」と全くの同形である。
  • や行の文字を後続させて、開拗音を構成する。このとき、後続するや行の文字は一般に小さく書く。
  • 「に」の調音点は、拗音の「にゃ、にゅ、にょ」とほぼ同じであり、発音面では「にゃ行に属する」と言える。「にゃ、に、にゅ、にぇ、にょ」は国際音声記号では、[nʲjä], [nʲi̞], [nʲjɯ̹˕], [nʲje̞], [nʲjo̜]と表せる。
  • な行の中で唯一調音点が異なっている。「な、ぬ、ね、の」と同じ調音点で発音すると[ni]となり、あえて日本語の文字システムで表すと「ヌィ」とでもなろうが、このような発音は極めて困難なのでほとんど用いられない。
  • 音楽音名で、「レ」の音 (D) を表す。→ニ (音名)
  • 日本式の天気記号では「ニワカ(俄)」の略として、にわか雨にわか雪に用いられる。
  • 漢字の部首「二部」の部首名は、「」の呉音から単に「に」と呼ばれる。

関連項目

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