Mk 83 (爆弾)
Mk.83(Mark 83、マーク83)は、アメリカ合衆国が軍用に使う低抵抗汎用爆弾、Mk.80シリーズの一種である。
Mk.83 汎用爆弾 | |
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Mk.83 1,000ポンド(454kg)汎用爆弾 | |
種類 | 低抵抗汎用爆弾 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
諸元 | |
重量 | 460kg |
全長 | 3,000mm |
直径 | 357mm |
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弾頭 | トリトナール、マイノールもしくはH6 |
炸薬量 | 202kg |
開発と運用
編集本爆弾の名目上の重量は1,000ポンド(454kg)であるものの、実用上の重量は、信管オプションや尾部の装備状況によって447kgや468kgと様々である[1][2]。Mk.83は、流線形状の鋼製弾体に202kgのトリトナール高性能爆薬を内蔵する。PBXN-109耐熱性爆薬を充填した場合、この爆弾はBLU-110と呼ばれる。
Mk.83/BLU-110は、多様な精密誘導兵器の弾頭として用いられ、この中にはGBU-16 ペイブウェイII レーザー誘導爆弾、GBU-32 JDAM、そして、クイックストライク機雷が含まれる。
本爆弾は、アメリカ海軍が最も広く使っている。1967年に起きた空母「フォレスタル」の大火災事故ののち、米海軍は兵器システム爆発物安全評価委員会(Weapon Systems Explosives Safety Review Board,WSESRB)を組織した。この試験報告によれば、Mk.83爆弾のコックオフに要する時間は約8分40秒とされた。
参考文献
編集- ^ “FMU-152/B ELECTRONIC BOMB FUZE”. Integrated Publishing. 13 October 2010閲覧。
- ^ “Mk83 General Purpose Bomb”. Federation of American Scientists (23 April 2000). 13 October 2010閲覧。