DISTANCE (映画)
映画
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『DISTANCE』(ディスタンス)は、2001年公開の日本映画。2000年7月24日クランクイン、2001年1月完成。2001年5月26日に東京・渋谷のシネマライズで公開された。
DISTANCE | |
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ディスタンス | |
監督 | 是枝裕和 |
脚本 | 是枝裕和 |
撮影 | 山崎裕 |
編集 | 是枝裕和 |
制作会社 | テレビマンユニオン |
製作会社 | DISTANCE製作委員会 |
配給 | DISTANCE製作委員会 |
公開 | 2001年5月26日 |
上映時間 | 132分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
是枝裕和監督の長編映画3作目。キャストに手渡された脚本はそれぞれの出演部分だけで、相手の台詞は書き込まれておらず、俳優たちは物語の全貌を映画が完成するまで知らなかった。物語の空白の部分は、それぞれの役者の感性によって作られていった[1]。
また本作は、劇伴としての音楽、いわゆる映画音楽をまったく使わず、タイトルからエンドロールまで、すべて音響効果=SEだけで成立させているのも特徴である。
あらすじ
編集カルト教団「真理の箱舟」が無差別殺人を起こし、その5人の実行犯が教団の手で殺害され、教祖も自殺した事件から3年後の夏。
4人の加害者の遺族はその命日に集まり、遺灰を撒いたとされる山間の湖に慰霊に行ったが、車を盗まれたため、その場に居合わせた元信者である坂田の案内で、実行犯たちが潜伏していたロッジで一夜を明かすことになる。
5人はそこで否応なく過去と向き合う事になる。私たちは被害者なのだろうか、加害者なのだろうか。果たして私たちは何か確かなものを手にすることができたのだろうか、と。
キャスト
編集スタッフ
編集書籍
編集- 『DISTANCE 〜映画が作られるまで〜』スイッチパブリッシング、2001年5月23日。ISBN 4-88418-000-3
受賞歴
編集- カンヌ国際映画祭 コンペティション部門招待
- 第16回高崎映画祭
- サンフランシスコ国際映画祭 ワールドシネマ部門招待
- ロッテルダム国際映画祭 長編映画部門正式出品
脚注
編集外部リンク
編集- KORE-EDA.com 是枝裕和監督公式サイト
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