Bang!

ブランキー・ジェット・シティのスタジオ・アルバム

Bang!』(バン)は、BLANKEY JET CITYの2作目のスタジオ・アルバム1992年1月22日東芝EMIから発売された。

『Bang!』
BLANKEY JET CITYスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル 東芝EMI / Nonfixx
プロデュース 土屋昌巳
チャート最高順位
BLANKEY JET CITY アルバム 年表
Red Guitar And The Truth
1991年
Bang!
(1992年)
C.B.Jim
1993年
『Bang!』収録のシングル
  1. 冬のセーター
    リリース: 1991年12月11日
テンプレートを表示

概要

編集

本作より、東芝EMI時代のスタジオ盤のプロデュースは土屋昌巳が手がけている[3]。エンジニアはマイケル・ツィマリングが担当し、全曲アナログ録音された[4]オリコンチャート週間7位[4]

照井は「今まで作ったアルバムの中で、このアルバムは特別に好き」と1996年に語っている。

一部の曲におけるギターパートの作成と演奏は、土屋昌巳によって行われたとの説があったが[いつ?][誰によって?]、『ギターマガジン』2013年2月号に掲載された浅井のインタビューにて、浅井本人が全て作成し演奏したと説明された[要ページ番号]。なお、同インタビューにてマスタリング作業が行われていないことも明かされた[要ページ番号]

2013年3月27日に『SINGLES』のリリースを記念して、ユニバーサルミュージックからSHM-CDで限定発売された[5]

2024年9月25日にユニバーサルミュージックからアナログ盤として発売された[6]

収録曲

編集
CD
全作詞・作曲: 浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸)。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「RAIN DOG」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
2.冬のセーター浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
3.「SOON CRAZY」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
4.「ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
5.「絶望という名の地下鉄」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
6.「とけちまいたいのさ」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
7.「★★★★★★★」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
8.「クリスマスと黒いブーツ」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
9.「BANG!」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
10.「ディズニーランドへ」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
11.「2人の旅」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
12.「小麦色の斜面」浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸浅井健一(#3,#5, 作曲: 照井利幸
合計時間:

楽曲解説

編集
  1. RAIN DOG
    インディーズ時代[いつ?]のデモ版では「今にも吹き飛ばされそうな風の中を」から始まる歌詞が先頭にあった。
    後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』にも収録された。
  2. 冬のセーター
    3枚目のシングル「冬のセーター」の表題曲。
    東芝EMIとの契約前後に制作された曲であり、最初期のタイトルは「グランド・マザー」。[要出典]
    テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』の1992年2月21放送分に出演し、この曲を披露した[7]
    後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』にも収録された。
  3. SOON CRAZY
  4. ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車
    後のベスト・アルバム『THE SIX』にも収録された。
  5. 絶望という名の地下鉄
    この曲のタイトルはテネシー・ウィリアムスの戯曲『A STREETCAR NAMED DESIRE【欲望という名の電車】』 をもじったもの。[要出典]
    後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』にも収録された。
  6. とけちまいたいのさ
  7. ★★★★★★★
    元のタイトルは、「人殺しの気持ち」。[要出典]JASRACへの楽曲登録では、読みは「クロイ ホシ」、副題として「人殺しの気持」「黒い星」「*セブンスターズ」「*SEVEN STARS」が登録されている。
    歌詞にも「★★★やるのさ」という部分があり、浅井は「殺してやるのさ」と歌っている。
  8. クリスマスと黒いブーツ
    3枚目のシングル「冬のセーター」のカップリング曲。
    後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』『Blankey Jet City 1991-1995』にも収録された。
    2024年12月7日に豊田利晃が監督を務めたミュージックビデオがYouTubeで公開された[8]
  9. BANG!
    後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』にも収録された。
  10. ディズニーランドへ
    この曲の登場人物である「友達」は実在し、浅井の友人である。[要出典]
    本当にノイローゼになり病院に通っていた。[要出典]
    後のベスト・アルバム『THE SIX』『Blankey Jet City 1991-1995』にも収録された。
  11. 2人の旅
    浅井が22歳の時に名古屋にて作曲。[要出典]
  12. 小麦色の斜面
    照井がベースラインをつけるのに苦労したが、土屋昌巳から「ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』のように弾いてはどうか」とアドバイスを受け、収録されたベースラインが完成した。[要出典]歌詞の「目を潰すだけさ」は土屋のアイディアだが、浅井はあまり気に入っていない。[要出典]

脚注

編集
  1. ^ BLANKEY JET CITY/BANG!”. tower.jp. 2022年9月18日閲覧。
  2. ^ BANG! (ORICON NEWS) 2024年6月4日閲覧。
  3. ^ BLANKEY JET CITY が手にした普遍性!土屋昌巳プロデュースのセカンドアルバム「BANG!」”. reminder.top. 2024年12月19日閲覧。
  4. ^ a b HISTORY | BLANKEY JET CITY 特設サイト”. HISTORY | BLANKEY JET CITY 特設サイト. 2024年12月19日閲覧。
  5. ^ BANG! [SHM-CD]”. BLANKEY JET CITY. 2024年12月19日閲覧。
  6. ^ 9/25(水)より順次、初アナログ化含む 全オリジナル・ALアナログ盤発売”. BLANKEY JET CITY (2024年7月9日). 2024年12月19日閲覧。
  7. ^ 出演者ラインアップミュージックステーション番組公式サイト)2024年6月4日閲覧。
  8. ^ BLANKEY JET CITY「クリスマスと黒いブーツ」ミュージックビデオ誕生、監督は豊田利晃”. 音楽ナタリー. 2024年12月19日閲覧。

外部リンク

編集