フロムワン
(BASEBALL KINGから転送)
株式会社フロムワン(From Oneco.,Ltd)は、かつて存在したサッカー、野球、バスケットボールのニュースサイトを運営し、スポーツ施設の事業を行うスポーツ関連企業。創業時は書籍・雑誌を発行する日本の出版社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒101-8381 東京都中央区八丁堀4-9-4 |
設立 | 1998年4月9日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010001097637 |
代表者 | 代表取締役 道上直人 |
資本金 | 7486万円 |
純利益 |
2124万5000円 (2022年12月31日時点)[1] |
総資産 |
6億4441万8000円 (2022年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 48名 |
主要子会社 | 株式会社スポルティーヴォ |
関係する人物 | 小林澄生(創業者) |
外部リンク | https://www.from1.com/ |
特記事項:2023年11月、CWS Brains(株式会社シーソーゲームに商号変更)を存続会社として合併して消滅。存続会社の株式会社シーソーゲームも2024年10月にライブドアに吸収合併された。 |
概要
編集サッカー日本代表が初出場したフランスW杯が行われた1998年、創業者の小林澄生が高校のサッカー部の後輩である富樫洋一に声をかけ設立。同年11月、富樫を編集長としてイタリアのサッカーを専門に扱う雑誌『CALCIO2002』(カルチョにまるまるに)を創刊。サッカー解説者でもある岩本義弘は創刊メンバーのひとり[2]。
雑誌媒体の他、Webサイト『サッカーキング』は月間3,000万ページビュー[3]。また他競技のWebサイトでは『ベースボールキング』『バスケットボールキング』を運営している他、ニッポン放送と共同で『ニッポン放送ショウアップナイター』の公式サイトも運営している。
元々、サッカー総合情報サイト『サッカーキング』が運営する動画配信チャンネルとして『サッカーキングチャンネル』を運営するなど動画コンテンツの制作、配信に力を入れていたが、2020年10月にはスポーツナビ株式会社との共同制作でBリーグ応援番組『B MY HERO!』の配信を開始[4]。
2023年9月1日、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが同社を完全子会社化。11月1日にCWS Brains株式会社を存続会社として合併し、商号を株式会社シーソーゲームに変更した[5]が、2024年10月1日に株式会社ライブドアに吸収合併された[6]。
刊行誌
編集- ワールドサッカーキング(SOCCER KING)
- 2005年創刊。世界各国の主要サッカーリーグの話題を取り上げている他、サッカー漫画「龍時」を連載。2019年3月号をもって休刊[7]。『Jリーグサッカーキング』、『サッカーゲームキング』と3誌統合し、同年3月15日より月刊誌『SOCCER KING』となる[8]。2020年5月より季刊誌。発売元は朝日新聞出版。
休刊誌
編集- CALCIO2002
- 1998年創刊。イタリアのサッカー誌「グェリン・スポルティーボ」と提携。2015年現在、サッカーゲームキング増刊。発売元はアスペクト→2009年11月号より朝日新聞出版に変更。
- Champions日本版
- 2005年創刊。UEFAチャンピオンズリーグオフィシャルマガジン。発売元は朝日新聞出版。
- 浦和レッズマガジン
- 2006年創刊。浦和レッドダイヤモンズオフィシャルマガジン。2014年6月号までは月刊誌だったが、2014年8月号よりJリーグサッカーキング増刊扱いに。発売元はアスペクト→2010年2月号より朝日新聞出版に変更。
- サムライサッカーキング
- 2012年創刊。日本代表と海外でプレーする日本人選手を中心に取り上げる。創刊当初は月刊誌だったが、2014年7月号をもって休刊。その後はワールドサッカーキング増刊として不定期刊。発売元は講談社→不定期刊化後は朝日新聞出版に変更。
- totoONE
- 2001年創刊。totoの予想新聞。販売版だけでなくtoto取り扱い店での無料配布「ミニ版」も発行。2006年7月休刊。ウェブサイトに移行。
- GOAL
- Jリーグサッカーキング
- サッカーゲームキング
- 2010年創刊、2013年月刊化。サッカーゲーム専門雑誌。2019年3月号をもって休刊。発売元は朝日新聞出版。
- F.C.TOKYO MAGAZINE BR TOKYO(FC東京オフィシャルマガジン)
- 2014年に市販雜誌として創刊するが、4号(7・8月号)で休刊。以降、啓文堂書店やスタジアム等で限定発売。
- G-magazine(ガンバ大阪オフィシャルマガジン)
- S-PULSE News(清水エスパルスオフィシャルマガジン)
- FC東京、東京ヴェルディのマッチデープログラム。
備考
編集関連事業
編集- サッカージャーナリスト養成講座
- フットボールプラザ(サッカーグッズのインターネット販売)
- キャプテン翼スタジアム(フットサルコート)
- サッカーキングチャンネル(動画メディア)
マネジメント
編集脚注
編集- ^ a b 株式会社フロムワン 第25期決算公告
- ^ “【岩本 義弘】サッカー雑誌発行部数世界一を誇る会社のスゴい人!”. 日刊スゴイ人. ライジングサンジャパン (2011年12月13日). 2015年5月11日閲覧。
- ^ a b “株式会社フロムワン 事業概要 2014年度7月版” (PDF). フロムワン. 2015年5月11日閲覧。
- ^ “スポーツナビ”. スポーツナビ. 2022年10月28日閲覧。
- ^ 『連結子会社の再編(完全子会社間の合併)及び商号変更に関するお知らせ』(プレスリリース)ミンカブ、2023年9月1日 。2024年1月12日閲覧。
- ^ 『株式会社シーソーゲーム吸収合併完了のお知らせ ~メディアと事業領域の拡大により、より多様なコンテンツとサービスの提供へ~』(プレスリリース)株式会社ライブドア、2024年10月1日 。2024年10月15日閲覧。
- ^ “人気サッカー雑誌「ワールドサッカーキング」休刊、3月以降は総合月刊誌を創刊”. スポーツニッポン. スポーツニッポン新聞社 (2019年2月16日). 2019年3月17日閲覧。
- ^ co.,Ltd, FromOne. “総合サッカー雑誌『SOCCER KING』 3月15日に誕生!”. サッカーキング. 2019年3月17日閲覧。