Ar 65

  • 用途:戦闘機
  • 分類:複葉機
  • 製造者アラド、AGO、エルラ
  • 運用者ドイツ空軍、ブルガリア空軍
  • 初飛行:1931年
  • 生産数:おそらく193機前後
  • 生産開始:1931年

アラド Ar 65 (Arado Ar 65) は、第二次世界大戦前にドイツで生産された複葉の戦闘機である。

概要

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ヴェルサイユ条約下でスポーツ機を装って開発されたAr 64戦闘機の改良型である[1]。1931年にエンジンをより強力なBMW VI 7.3に換装したAr 65aが3機試作され、翌1932年には飛行特性を改善したAr 65dが開発された[1]。1933年からはさらなる改良型のAr 65Eが生産され、1935年のドイツ再軍備宣言時にはドイツ空軍の初の戦闘航空団(JG132)の第一飛行中隊機として主力戦闘機の一角を占めていたが[1]、さらに近代的なハインケルHe51などの配備により、急速に第一線を退いた。その後は第二次世界大戦初期まで練習機として使われ、一部の機体はブルガリア空軍に供与された。

スペック

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三面図

※数値はAr 65Eのもの。

  • 全長: 8.40 m[1]
  • 全幅: 11.20 m[1]
  • 全高: 3.40 m[1]
  • 翼面積: 30.0 m2[1]
  • 全備重量: 1,930 kg[1]
  • エンジン: BMW VI 7.3 液冷V型12気筒エンジン 750 hp × 1[1]
  • 最大速度: 299 km/h[1]
  • 実用上限高度: 7,600 m[1]
  • 武装
    • 7.92 mm機関銃 × 2[1]
  • 乗員: 1名[1]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『ドイツ軍用機名鑑 1939~45』株式会社 光栄、2006年1月30日、18頁。ISBN 4-7758-0368-9 

関連項目

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外部リンク

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