ACH (プロレスラー)
アルバート・ハーディー・ジュニア(英語: Albert C. Hardie Jr.、1987年12月7日 - )は、アメリカ合衆国の男性プロレスラー。テキサス州オースティン出身。リングネームはACH(エー・シー・エイチ)。以前所属していたNXTではジョーダン・マイルズ(Jordan Myles)と名乗っていた。
ACH | |
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2013年 | |
プロフィール | |
リングネーム |
ACH[1] ジョーダン・マイルズ ACリロイ[1] |
本名 | アルバート・ハーディー・ジュニア[2] |
ニックネーム |
ミッドナイト・キャノンボール[3] ラストドラゴン[4] ラストヒーロー[4] グロー・オブ・テキサス[4] チキンホーク[4] エニー・クール・ネーム・アイ・キャン・シンク・オフ[4] ヒューマン・ビデオ・ゲーム・ハイライト[5] ヤング・シンバ[6] |
身長 | 175cm |
体重 | 86kg |
誕生日 | 1987年12月7日(37歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 テキサス州 オースティン |
トレーナー |
ジェリー・レイエス[4][5] スコット・サマーズ[5] 道場コブラ会[5] |
デビュー | 2007年2月 |
来歴
編集この節の加筆が望まれています。 |
デビュー以前
編集ジェリー・レイエス、スコット・サマーズに師事し、2007年2月にプロレスデビューを果たす。
デビュー後
編集デビュー以後、オースティンを拠点とするアナーキー・チャンピオンシップ・レスリング(Anarchy Championship Wrestling、略称 : ACW)を中心にインディー団体を転戦。2010年7月9日、ワールド・オブ・レスリング(World Of Wrestling、略称 : WOW)が主催するIndependence Explosion IIにて、WOWクルーザー級王座を保持するジョーイ・フィゲロアと対戦。勝利を収めて自身初となるタイトル奪取を果たした。ACWでは、主にロバート・エヴァンスと抗争を展開していき、8月22日、Distrust, Dismay & Anti-Social Behaviorにて、ACW U-30ヤングガン王座を保持するエヴァンスと対戦。この試合に勝利を収めて同王座を奪取した。
2012年
編集2012年9月15日、ROHが主催するPPV、Death Before Dishonor Xに出場。カイル・オライリーと対戦したが敗戦。
2013年
編集翌2013年2月21日、ROHと契約を結び同団体の所属選手となった[7]。
2016年
編集プロレスリング・ノアに参戦
編集2016年7月、プロレスリング・ノアに参戦。同団体が主催する日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦に石森太二とのタッグで出場。決勝戦で桃の青春(原田大輔 & 小峠篤司)と対戦。石森が原田からピンフォール勝ちを収めて、優勝を果たした[8]。
8月21日、SUPER J-CUP決勝戦有明コロシアム大会にて、石森とのタッグで出場し、GHCジュニアヘビー級タッグ王座を保持する桃の青春と再戦。石森が原田からピンフォール負けを喫して王座奪取とはならなかった[9]。
新日本プロレスに参戦
編集10月、新日本プロレスが主催するSUPER Jr. TAG TOURNAMENTに石森とのタッグで出場[10]し、同団体に初参戦を果たした。
2019年
編集WWEと契約、退団
編集2019年2月11日、WWEと契約を結び、WWEパフォーマンスセンターにてデビューに向けてトレーニングを開始したことが発表された[11]。
3月にNXTのハウスショーでデビュー。6月11日、リングネームをジョーダン・マイルズに変更することを発表[12]。8月、NXTブレイクアウト・トーナメントに優勝。
10月、WWEが発売した自身のTシャツのデザインについて「人種差別である」という発言をTwitterに投稿。その後もWWEや以前所属した団体などを非難する発言を複数回投稿したのち、翌11月に「WWEを退団する」と発表した[13]。12月にはTwitterで引退を表明。
2020年
編集新日本プロレス再参戦
編集WWE退団時に自身のtwitterで引退をほのめかしていたが、2020年8月15日に配信された「NJPW STRONG」(新日本プロレスのアメリカでの興行を配信するコンテンツ)エピソード2の第二試合の6人タッグマッチ(TJP・ACH・ゼインvsPJブラック・ミステリオッソ・クリスチャン戦)に登場し元気な姿を見せた(試合はゼインがPJにフォールを取られ敗北)[14]。
2021年
編集2月までは「NJPW STRONG」に参戦していたが、6月16日、Instagramで二度目の引退表明。
得意技
編集フィニッシュ・ホールド
編集- ミッドナイトスター
- 現在のフィニッシュ・ホールド。トップコーナー上で直立しながら前方へ一回転しながら飛び上がり、寝ている相手に向かって自分の腹部から体を浴びせる。所謂、450°スプラッシュと同型。
- ミッドナイト・ドライバー
- みちのくドライバーIIと同型。
- ソウルバスター
- ベアハッグの要領で捕らえた相手の首の後ろに腕を回しながら、DDTの要領で相手を脳天からマットに突き刺していく。
- 旧名ACH's ビッグバン・アタック。
打撃技
編集- エルボーバット
- ドロップキック
- かめはめ波
- 両手首を合わせて手を開き、右腰付近に両手を引きながら真正面に立つ相手の胸部ないし腹部に目掛けて、掌底を打ち込む。
- M.J.エルボー
- ロープへ飛んで助走を付け、コーナーにもたれ掛かる相手に対して放つジャンピング・バック・エルボー。
- レディ・オア・ノット・ヒア・アイ・カム
- 尻餅をつきながらコーナーにもたれ掛かる相手に向かって対角線から助走をとりながら放つスライディング・ラリアット。
- ラリアットを放った直後に体をセカンドロープとサードロープの間を潜り抜けて場外に着地するムーブが特徴。
- ブッカー・T
- ブッカー・Tがフィニッシャーとして使用していたシザーズ・キックと同型。
- トップロープとセカンドロープの間にうつ伏せにもたれ掛かる相手に対して、エプロンサイドから助走を付けて放つ型を得意としている。
- クレーンキック
- 映画「ベスト・キッド」の主人公、ダニエル・ラルーソーが見せた蹴り技で、鶴の舞いのポーズから放つ二段蹴り。
- 相手に蹴りを放った直後に後方転回しながらマットに着地するパターンも見られる。
- ドラゴンボールZ
- コーナーにもたれ掛かる相手に向かってエルボー・バットを3連発で放っていき、最後に対角コーナーから助走を付けて串刺し式のスピアーを放っていくコンビネーション。
投げ技
編集- T-ボーン・スープレックス
- シェルトン・ベンジャミン公認のT-ボーン・スープレックス
- バスターコール
- ヒーローズ・グリップ
- ACHが使用するジャーマン・スープレックス・ホールドの名称。
- スタナー
- フェイタリティ
- 相手の両足をセカンドロープに引っ掛けさせ、リバースDDTの要領で相手の首を抱え込み、そのまま自身の体を左方向に180°回転させて、その勢いでうつ伏せに引っ繰り返った相手の顔面をマットに叩きつける。
- ソニックブーム
- 前屈みとなった相手に向かって走り込みながら、首を捉えて放つスイング式ネックブリーカー。
- ジャーマン・スープレックスホールド
- ACHの場合ホールドの瞬間は腰ではなく太ももを抱えてフォールを奪う。
飛び技
編集- ドラゴンフライ
- ACHが使用するフロッグ・スプラッシュの名称。
- ザ・ベスト・450°・エバー
- 両足をセカンドロープに掛けながら、仰向けに倒れている相手に向かって放つ450°スプラッシュ。
- エア・ジョーダン / マイケル・ジョーダン
- ロープへ飛んで助走を付け、セカンドロープを踏み台にしながらトップロープを飛び越えて前方回転しながら場外にいる相手に放つ体当たり。
- フリーバード・クロスボディ
- ACHが使用するダイビング・ボディ・アタックの名称。
タイトル歴
編集- NWAヒューストン
- NWAローンスター・ジュニアヘビー級王座 : 1回
- VIPレスリング
- VIPヘビー級王座 : 1回
- アナーキー・チャンピオンシップ・レスリング
- ACWヘビー級王座 : 1回
- ACW U-30ヤングガン王座 : 1回
- ローン・スター・クラシック 優勝 : 1回(2011年)
- オール・アメリカン・レスリング
- AAWヘビー級王座:1回
- AAWヘリテイジ王座 : 1回
- ニュースクール・フェデレーション
- NSFセントラル・テキサス王座 : 1回
- NSFヘビー級王座 : 1回
- ハイリスク・レスリング
- HRWハイリスク王座 : 1回
- プロレスリング・エピック
- エピック8トーナメント 優勝 : 1回(2013年)
- 日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦 優勝 : 1回(2016年, w / 石森太二)
- メトロ・プロレスリング
- NWAセントラルステイツ・ヘビー級王座 : 1回
- MPWセントラルステイツ王座 : 1回
- ワールド・オブ・レスリング
- WOWクルーザー級王座 : 1回
- NXTブレイクアウト・トーナメント 優勝 : 1回(2019年)
入場テーマ曲
編集- Street Fighter / Team RNB
その他
編集脚注
編集- ^ a b “ACH: Profile & Match Listing”. The Internet Wrestling Database . 2016年10月12日閲覧。
- ^ “ACH”. Online World of Wrestling . 2016年10月12日閲覧。
- ^ “【『SUPER Jr.』出場メンバー決定!】Aブロックにリコシェ、オスプレイ、ドラゴン・リー! マーティ・スカルが初上陸! Bブロックにボラドール! 金丸、ACHも初出場!”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “ACH”. Anarchy Championship Wrestling. Blogger . 2013年12月20日閲覧。
- ^ a b c d “Bio – ACH”. Beyond Wrestling . 2012年3月22日閲覧。
- ^ “ROH on Sinclair Results - 3/16/13 (Lethal vs. Strong)”. Wrestleview . 2013年3月21日閲覧。
- ^ “QUICK NEWS: ROH updates, Lawler appearance, Hogan restaurant review, Rock talks Snitch, wrestlers protesting, Corgan, more”. PWTorch.com . 2013年2月21日閲覧。
- ^ “日テレG+ presents「第10回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦”. プロレスリング・ノア公式サイト. 2016年7月30日閲覧。
- ^ “第9試合|08/21(日) 15:00 東京・有明コロシアム <SUPER J-CUP 2016 決勝トーナメント>|SUPER J-CUP 2016”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年8月21日閲覧。
- ^ “【今年も『Jr.TAG』トーナメント開催!!】10.21後楽園で、石森&ACHvsヤングバックス!リコシェ組vsオスプレイ組!田口&フエゴ!オロ&ティタンも来襲!【PS16 】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年10月11日閲覧。
- ^ “WWE ANNOUNCES NEW CLASS OF DEVELOPMENTAL SIGNINGS”. PWInsider.com. 2019年4月1日閲覧。
- ^ “WWE NXT Superstars Get New Ring Names”. Wrestling Inc (2019年6月11日). 2019年6月13日閲覧。
- ^ “ACH NO LONGER UNDER CONTRACT WITH WWE, ANNOUNCES SEVERAL INDIE DATES”. Wrestling Observer (2019年11月21日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “LEC Presents NEW JAPAN CUP 2020 in THE USA 2020/8/15 – 第2試合”. www.njpw.co.jp. 2020年8月18日閲覧。
外部リンク
編集- ACH (AlbertHardie) - Facebook
- Albert C Hardie / Super A.C.H (@ACHisSuper) - X(旧Twitter)