1984 (アルバム)
アメリカのヴァン・ヘイレンのアルバム
『1984』は、ヴァン・ヘイレンが1984年に発表したアルバム。通算6作目。アルバム・ジャケットでは、ローマ数字でMCMLXXXIVと記載されている。本作を最後に、初代ヴォーカリストのデイヴィッド・リー・ロスが一度脱退した。
『1984』 | ||||
---|---|---|---|---|
ヴァン・ヘイレン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1983年 ハリウッド 5150 Studios | |||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | テッド・テンプルマン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ゴールドディスク | ||||
ダイアモンド(RIAA、1999年) | ||||
ヴァン・ヘイレン アルバム 年表 | ||||
| ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Jump」 - YouTube 「Panama」 - YouTube 「Hot For Teacher」 - YouTube |
解説
編集エドワード・ヴァン・ヘイレンがキーボードを多用し、「ジャンプ」ではギター・ソロとキーボード・ソロの両方をエディが演奏した。「1984」は、キーボード演奏によるインストゥルメンタルで、「ウェイト」もキーボード中心のバッキングとなっている。
発売から2か月で100万枚を突破し、Billboard 200では、マイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ、自身最高位の2位を記録。最終的には1,000万枚以上を売り上げ、ダイアモンド・ディスクに認定された。
第1弾シングル「ジャンプ」は、自身初のBillboard Hot 100における1位獲得曲となった[1][3]。他に「ウェイト」(全米13位)、「パナマ」(全米13位)、「ホット・フォー・ティーチャー」(全米56位)もシングル・ヒット[1]。
収録曲
編集特記なき楽曲はメンバー4人の共作。
- 1984 - "1984" - 1:07
- ジャンプ - "Jump" - 4:04
- パナマ - "Panama" - 3:32
- トップ・ジミー - "Top Jimmy" - 3:00
- ドロップ・デッド・レッグス - "Drop Dead Legs" - 4:14
- ホット・フォー・ティーチャー - "Hot for Teacher" - 4:44
- ウェイト - "I'll Wait" (Edward Van Halen, Alex Van Halen, Michael Anthony, David Lee Roth, Michael McDonald) - 4:45
- ガール・ゴーン・バッド - "Girl Gone Bad" - 4:35
- ハウス・オブ・ペイン - "House of Pain" - 3:19
参加ミュージシャン
編集関連項目
編集- 日本中央競馬会 - 1999年〜2001年度の中山大障害の本馬場入場曲として「Jump」が使われた。
- au(KDDI/沖縄セルラー電話) - 2007年度の夏季(「決める夏。au」篇)のキャンペーンソングとしてにこのアルバムの2曲目「Jump」が使われた。
- MR.BRAIN - TBS製作の連続テレビドラマ。上記同様、メインテーマ曲として「Jump」が使われた。
- グランツーリスモ4 - PlayStation 2用ゲームソフト。北米版オープニング曲やレースBGM等にアルバムの3曲目「Panama」が使われた。
- サントリーオールフリー - 2019年2月よりCMソングとして「Jump」が使われている。
脚注
編集- ^ a b c Van Halen | Awards | AllMusic
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.87
- ^ en:List of Hot 100 number-one singles of 1984 (U.S.)