鼻毛石町
鼻毛石町(はなげいしまち)は、群馬県前橋市の地名。旧宮城村時代は、住所で勢多郡宮城村大字鼻毛石の大字の次にくる地名。面積は5.33km2(2013年現在)[4]。郵便番号は371-0244[2]。丁目はなく住所ののち○○○○と番号が振られる[5]。
鼻毛石町 | |
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前橋市役所宮城支所 | |
北緯36度26分19秒 東経139度10分52秒 / 北緯36.43861度 東経139.18111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 群馬県 |
市町村 | 前橋市 |
面積 | |
• 合計 | 5.33 km2 |
人口 | |
• 合計 | 2,666人 |
• 密度 | 500人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
371-0244[2] |
市外局番 | 027[3] |
ナンバープレート | 前橋 |
また、旧宮城村時代の大字時代の鼻毛石や7ヶ村合併前の鼻毛石村についても記述する。
地理
編集赤城山の南麓、荒砥川の小扇状地上に位置しており、緑豊かな土地が多い。旧宮城地区(柏倉町、市之関町、三夜沢町、苗ヶ島町、馬場町、大前田町)の中で前橋市役所宮城支所や小・中学校があり行政や教育において中心的な町である。
歴史
編集戦国時代頃からある地名である。江戸時代に入ると大胡藩領になり、天和2年に前橋藩領、明和6年に幕府領、慶応4年に再び前橋藩領となる。
年表
編集地名の由来
編集町内にある「鼻石」(はないし)が由来とされている。また、前橋市合併前には「鼻ヶ石」(はながいし)や「鼻石」(はないし)表記することもあったが、合併後統一して鼻毛石と表記されるようになった。 上記の鼻ヶ石から合併後に鼻毛石となった説のほかには、鼻石に草が生えており、それが鼻毛に見えたからという説もある。
世帯数と人口
編集2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
鼻毛石町 | 951世帯 | 2,666人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 前橋市立宮城小学校 | 前橋市立宮城中学校 |
交通
編集鉄道
編集近隣の茂木町に上毛電気鉄道上毛線大胡駅があるが、町内には鉄道駅がない。
バス
編集過去に3路線あったが、赤城タクシーが運行を行っているデマンドバス方式のふるさとバスがある[9]。
道路
編集国道が北部に国道353号があり、県道は群馬県道101号四ツ塚原之郷前橋線や群馬県道114号苗ヶ島飯土井線、群馬県道333号上神梅大胡線、群馬県道16号大胡赤城線が主な道路である。
施設
編集学校 ・ 幼稚園
編集公共施設
編集- 前橋市役所宮城支所
- 前橋市宮城体育館
- 前橋市宮城総合運動場
- 宮城公民館
-
前橋市立宮城小学校
-
前橋市宮城体育館
-
前橋市宮城総合運動場
文化財
編集前橋市指定文化財
編集重要文化財
- 赤城寺六地蔵の石幢
- 赤城寺の種子十三仏塔
- 北爪将監の供養塔
- 五輪塔
- 爪ひき不動尊
- 凝灰岩石仏
- 板碑
- 鼻毛石河原の双体道祖神
- 赤城塔
避難所
編集自主避難所が1か所、一時避難所が1か所、二次避難所が2か所ある。また、二次避難所は近隣の町も避難対象区域となっている[10]。
自主避難所
編集- 前橋市役所宮城支所
指定緊急避難場所 (一次避難所)
編集- 前橋市宮城体育館
指定避難所 (二次避難所)
編集脚注
編集- ^ a b “人口及び世帯数 - 町別住民基本台帳人口表”. 前橋市 (2017年9月5日). 2017年9月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 第2章 人口 - 前橋市 2015年8月17日閲覧。
- ^ “合併後の住所表示一覧”. 前橋市. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “宮城支所”. 鵜川興業. 2017年9月16日閲覧。
- ^ “前橋・赤城スローシティについて”. 前橋市. 2017年9月16日閲覧。
- ^ “前橋市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則”. 前橋市 (2017年4月24日). 2017年9月16日閲覧。
- ^ “ふるさとバス(デマンドバス・大胡,宮城,粕川地区)のご案内”. 前橋市. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “前橋市の避難所・避難場所”. 前橋市. 2017年10月22日閲覧。
- ^ 当町の県道101号以南が避難対象区域
- ^ 当町の県道101号以北が避難対象区域
- ^ 土砂災害の恐れがある場合に開設
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1988年7月8日。ISBN 4-04-001100-7。