鳩ノ巣渓谷
概要
編集多摩川の水流が秩父古生層を浸食して成り立った渓谷である。鳩ノ巣から白丸湖付近までの約500mにわたって巨岩や奇岩が連なっている。渓谷に沿った道は整備されており、比較的歩きやすい。紅葉の名所でもあり、秋季には多くの観光客が訪れる。
歴史
編集江戸時代、明暦の大火で荒廃した江戸の復興のために奥多摩の木材が多数伐採された。木材は多摩川を通じて江戸に運ばれ、この渓谷付近には人夫が寝泊まりする飯場小屋が建てられ、また水神社が祀られた。この水神社に二羽のハトが巣をつくり、それを村人達が霊鳥として愛護したことからこの地は「鳩ノ巣」と呼ばれる様になったと言われる[1]。この神社は渓谷内でも目立って大きい岩山の上に現在も祀られている。
主な橋
編集- 鳩ノ巣小橋 - 吊り橋。
- 雲仙橋
- 鳩ノ巣大橋
交通アクセス
編集ギャラリー
編集-
紅葉と鳩ノ巣渓谷
脚注
編集関連項目
編集座標: 北緯35度48分36.25秒 東経139度07分53.18秒 / 北緯35.8100694度 東経139.1314389度