鮎川駅 (茨城県)
かつて茨城県日立市国分町にあった日立電鉄の駅(廃駅)
鮎川駅(あゆかわえき)は、茨城県日立市国分町一丁目にあった日立電鉄日立電鉄線の駅(廃駅)である。同線の終着駅であった。
鮎川駅 | |
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駅舎(2005年3月) | |
あゆかわ AYUKAWA | |
◄桜川 (1.5 km) | |
所在地 | 茨城県日立市国分町一丁目6-2 |
所属事業者 | 日立電鉄 |
所属路線 | 日立電鉄線 |
キロ程 | 6.6 km(大甕起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1947年(昭和22年)9月1日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線を持つ交換可能な地上駅で、開業当初から廃止時まで有人駅であった。日立電鉄線の終着駅で、構内に留置線・列車洗車台なども有していた。直営駅として営業されていたが、駅員配置時間は限られ、平日は7時から9時40分および、15時50分から19時までで、土曜日と休日は駅員の配置はなかった。
鮎川駅から日立方面への路線が延伸される予定があったことから[注釈 1][要出典]、構内の線路がプラットホームより日立方面へさらに奥へと数百メートル先まで延びており、その線路の途中にある踏切までは留置線として使用された。駅舎は鉄筋コンクリート造の小さなもので、自動券売機が1台設置されてあり、駅員無配置時間帯でも乗車券の購入ができた。そのため、乗車駅証明書発行機の設置はなかった。
地理的には、JR東日本常磐線の常陸多賀 - 日立間の線路の脇に位置し、常磐線の駅とは線路を挟んで反対の海側に駅舎があった。駅舎がある位置から、JR常磐線の線路を渡って対面側に鮎川集落が開けていることから、構内を移動するときは駅舎を通らずともホームから鮎川集落に方面へと直接行ける構造となっていた。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先 |
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1 | 日立電鉄線 | 大甕・常北太田方面 |
2 |
駅周辺
編集- 鮎川
- 鮎見橋
- 日立鮎川三郵便局
- 茨城県立多賀高等学校
- 日立市立日立養護学校(現・日立市立日立特別支援学校)
- 日立市立油縄子小学校
- 日立市立多賀中学校
- レゾナック山崎事業所(桜川)
- 池の川市民運動公園 - 当駅の駅名標で紹介されている。
廃止後
編集2006年(平成18年)9月中旬に駅舎が解体され現在は面影もない。駅跡地のすぐ脇にある常磐線の踏切名は「鮎川駅前踏切」のまま残っていたが、2022年10月に撤去された。
隣の駅
編集- 日立電鉄
- 日立電鉄線
- 桜川駅 - 鮎川駅
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 日立市都市建設部公共交通政策課. “日立電鉄線跡地 〜新しいまちづくりへの第一歩〜” (PDF). 国土交通省. 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。
- ^ a b 青野昌行、安藤剛 (2017年8月3日). “BRT / 日立市 沿線住民の支持を固めて延伸へ”. 新・公民連携最前線 | PPPまちづくり. 事例研究. 日経BP. 2023年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月15日閲覧。