青鳥山
青鳥山自然環境保全地域
編集青鳥山の南側には中央構造線が走っており、中央構造線の北側に領家変成帯、南側に三波川変成帯が分布している[2]。青鳥山周辺の地質は主として斑れい岩類からなっているが、領家変成岩類もみられ、両者の間に領家閃緑岩類が貫入する特異な地質構造がみられる[1][2]。さらに斑れい岩体を貫くペグマタイトもみられ、その中には緑柱石、ゼノタイム、モナズ石、ジルコン、コルンブ石などの希元素鉱物、電気石、ザクロ石、白雲母などの結晶がみられる[1][2]。なお、きらきらと輝く白雲母(別名キララ)は吉良の地名の由来になったといわれている[1][2]。