青柳悦子
日本の仏文学者
青柳 悦子(あおやぎ えつこ、1958年 - )は、日本の仏文学者。筑波大学人文社会系教授。渋沢・クローデル賞特別賞受賞。
人物・経歴
編集東京都生まれ[1]。1981年筑波大学比較文化学類卒業[2]。1987年筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学[2][1]、筑波大学文芸・言語学系助手[2]。1991年から1993年まで社会科学高等研究院に留学し[3]、DEAを取得[2]。
1992年日本学術振興会特別研究員。1993年筑波大学現代語・現代文化学系講師。1998年渋沢・クローデル賞特別賞受賞[2]。1999年筑波大学現代語現代文化学系助教授。2004年筑波大学人文社会科学研究科文芸・言語専攻助教授[2]。
2007年筑波大学人文社会科学研究科准教授[2]、博士(文学)[4]。2008年筑波大学人文社会科学研究科教授。2014年筑波大学人文社会系教授[2]。専門は文学理論[3]。
著作
編集著書
編集翻訳
編集- 『物語の詩学:続・物語のディスクール』(ジェラール・ジュネット著、和泉涼一共訳、水声社) 1985年
- 『言葉の国のアリス : あなたにもわかる言語学』(マリナ・ヤゲーロ著、夏目書房) 1997年
- 『見えない流れ』(エムナ・ベルハージ・ヤヒヤ著、彩流社) 2011年
- 『青の魔法』(エムナ・ベルハージ・ヤヒヤ著、彩流社) 2015年
- 『貧者の息子 - カビリーの教師メンラド』(ムールード・フェラウン著、水声社) 2016年
- 『バンド・デシネ 異邦人』(ジャック・フェランデズ作・絵、アルベール・カミュ原作、彩流社) 2018年
- 『バンド・デシネ 客』(ジャック・フェランデズ作・絵、アルベール・カミュ原作、彩流社) 2019年
- 『バンド・デシネ 最初の人間』(ジャック・フェランデズ作・絵、アルベール・カミュ原作、彩流社) 2019年
- 『ドイツ人の村 : シラー兄弟の日記』(ブアレム・サンサール著、水声社) 2020年
脚注
編集- ^ a b 叢書《エル・アトラス》貧者の息子 - カビリーの教師メンラド紀伊國屋書店
- ^ a b c d e f g h 青柳 悦子(アオヤギ エツコ)研究者総覧 Researchers Information
- ^ a b ワードマップ文学理論のプラクティス - 物語・アイデンティティ・越境紀伊國屋書店
- ^ 文学と範例性 : デリダの文学観と『千夜一夜』の現代性 青柳, 悦子 アオヤギ, エツコ