青いセーター
『青いセーター』は、1964年6月5日に発売された橋幸夫の45枚目のシングルである(SV-59)[1]。
「青いセーター」 | ||||
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橋幸夫 の シングル | ||||
初出アルバム『橋幸夫ステレオハイライト第4集 (SJV-108)』 | ||||
B面 | 霧のローカル飛行場 | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター(SV-59) | |||
作詞・作曲 |
佐伯孝夫(作詞) 吉田正(作・編曲) | |||
橋幸夫 シングル 年表 | ||||
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概要
編集- 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正で橋の両恩師により制作された楽曲である。
- 40枚めのシングル『白い制服』(63年8月)がランキング月間1位(『明星』第7回)、45枚めのシングル『赤いブラウス』(64年1月)は月間2位(『明星』第8回)を獲得したため、カラーシリーズ3作目として[2]本楽曲が制作された。
- 前作の『赤いブラウス』が「赤という色の持つ鮮烈な印象をブラウスに託した」のに対して、本作『青いセーター」は「青が象徴する清潔で純粋な感じをセーターに託した楽曲」[3]としている。
- 本楽曲は、高原の温泉を訪れた際の青いセータ似合う女性との恋物語とその別れの風景を謳ったもの。「股旅もの」、「時代歌謡」、「青春歌謡」やこの後の「リズム歌謡」などは違って『赤いブラウス』同様「恋愛もの」[4]に属する。
- 本楽曲を含む「カラー三部作」は17cmLP「白い制服」(SVC-230)に3曲とも収録されている。
- c/wの『霧のローカル飛行場』も、佐伯、吉田の作詞作曲である。
収録曲
編集収録アルバム
編集- 最近のCDでのベスト盤への収録は少ない
- LP『橋幸夫ゴールデン・シリーズ』(2枚組 SJV1581-152)1965年12月他
- CD『橋幸夫<TWIN BEST>』[2CD]1998/11(VICL-41033~4)
- CD-BOXでの収録は以下の通り
- 『橋幸夫大全集』(CD-BOX 6枚組) [1993年9月20日発売] Disc4
- 『橋幸夫ベスト100+カラオケ15』(CD-BOX 5+1枚組) [2015年10月28日発売] Disc1
出典
編集- ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
- ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 48頁参照
- ^ ミュージックブック『橋幸夫ベスト12曲』(SB4501)日本ビクター出版 1965/9 10-13頁
- ^ ミュージックブック『あゝ特別攻撃隊』(MBK3104)日本ビクター出版 1964年6月刊行 10頁