阪口弘之
日本近世文学研究者
阪口 弘之(さかぐち ひろゆき、1943年(昭和18年) 3月7日[1]- )は、日本の日本近世文学研究者。文学博士(大阪市立大学・論文博士・1991年)。大阪市立大学・神戸女子大学名誉教授。浄瑠璃が研究対象。
略歴
編集滋賀県生まれ。金沢大学法文学部卒[1]、1971年京都大学大学院文学研究科修士課程修了、1973年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1991年に古浄瑠璃史研究で大阪市立大学より文学博士の学位を取得。
大阪市立大学助教授・同教授を経て2006年定年退官・名誉教授、その後神戸女子大学教授に就任し、同大学古典芸能研究センター長を務める。2013年に退官[2]・名誉教授。2021年『古浄瑠璃・説経研究―近世初期芸能事情』で角川源義賞受賞。
著書等
編集著書
編集- 『浄瑠璃の世界 (SEKAISHISO SEMINAR) 』世界思想社、1992
- 『奥浄瑠璃集―翻刻と解題 (研究叢書) 』和泉書院、1994
- 『近世演劇を学ぶ人のために』世界思想社、1997
- 『古浄瑠璃・説経研究―近世初期芸能事情』(上下巻、和泉書院、2020
共編著
編集- 『関蝉丸神社文書 (研究叢書 (46))』室木弥太郎共編 和泉書院、1999