開福道寧(かいふく どうねい)は、宋で活動した臨済宗楊岐派の禅傑である。楊岐下4世。
徽州婺源県で誕生した。俗姓は汪氏。蔣山にて出家し、五祖法演の法を嗣いだ。大観3年(1109年)、潭州開福寺の19世となる。
政和3年11月7日(1113年12月16日)示寂。法嗣に月庵善果がおり、その法系からは法灯派の祖となる無門慧開が出た。