長谷川 端(はせがわ ただし、1934年1月27日 - )は、日本の日本中世文学研究者、中京大学名誉教授。中世軍記物語が専門。

来歴

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1934年群馬県高崎市生まれ。1952年群馬県立高崎高等学校卒業。1956年慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業。1959年同大学院修士課程修了。1962年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。

椙山女学園大学短期大学部、中京大学などで非常勤講師。

1987年「太平記の研究」で文学博士の学位を取得(慶應義塾大学)。

1989年3月から5月、国際交流基金より、カイロ大学文学部の客員教授として派遣され、3・4年生の学生を対象に日本中世文学の集中講義を実施。

中京大学文学部助教授、教授、2007年定年退任、名誉教授。

著書

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共編著

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  • 『太平記 鑑賞日本の古典』鈴木登美恵共著 尚学図書 1980
  • 『太平記とその周辺』編 1994 新典社研究叢書
  • 『太平記の成立』編 汲古書院 1998 軍記文学研究叢書
  • 承久記・後期軍記の世界』編 汲古書院 1999 軍記文学研究叢書
  • 『太平記の世界』編 汲古書院 2000 軍記文学研究叢書
  • 『太平記の時代 論集』編著 2004 新典社研究叢書

校訂・訳

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  • 『版本太平記抄』水原一共編 桜楓社 1989
  • 『太平記 中京大学図書館蔵』全4 1990 新典社善本叢書
  • 『新編日本古典文学全集 太平記』全4 校注・訳 小学館 1994-1998
  • 『太平記を読む 新訳』第4-5巻 おうふう 2007(安井久善の後を受けた)

参考

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  • [1]
  • 長谷川端先生略歴 (長谷川端教授・熊田淳美教授 御退職記念) 中京国文学 2007