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長岡禎仁

長岡 禎仁（ながおか よしひと、1993年9月25日 - ）は、中央競馬（JRA）・栗東トレーニングセンターの騎手。

長岡禎仁
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 和歌山県
生年月日 (1993-09-25) 1993年9月25日（31歳）
身長 166cm
体重 47kg
血液型 B型
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 小島茂之（美浦） 2012.3.1 - 2017.11.30 →
フリー（美浦） 2017.12.1 - 2019.4.30 →
高橋亮（栗東） 2019.5.1 -
初免許年 2012年
免許区分 平地・障害
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来歴

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競馬とは縁のない家庭で育った[1]。中学1年生の時に2006年のエリザベス女王杯（第31回エリザベス女王杯、優勝馬:フサイチパンドラ）を京都競馬場で観戦した際に、その華やかさに影響を受けて騎手を志す[1][2]。 中学校時代はテニス部に所属しつつ、ライディングクラブグリーンオアシスにて乗馬経験をし、競馬学校へ入学する[1]。2012年の卒業時はアイルランド大使特別賞を受賞。和歌山県出身であるが、周囲に甘えてきた環境を打破するために関東所属を希望し[3]、美浦トレーニングセンターの小島茂之厩舎に所属してデビュー[1]。デビュー時は、「長く活躍できるように技術を磨きたい。世界に通用する騎手になりたい」と抱負を述べた[4]。

 
海外初勝利を挙げたマカオ、タイパ競馬場

デビュー1年目は、99戦に騎乗して、94回目の騎乗で達成した1勝にとどまった[1][5]。2年目の2013年2月からは、減量騎手の起用が多い栗東トレーニングセンター滞在を行った[1]。2014年11月7日、8日にはマカオのタイパ競馬場に赴き、オーストラリア、トルコ、モーリシャスなど世界14ヶ国から見習騎手を招待して行われる「マカオ国際見習騎手招待競走」に日本代表として参戦[6]。5競走に騎乗し、1着1回、2着1回5着2回で41ポイントを獲得し2位、準優勝[7][8]。

2017年4月の落馬事故で腎臓破裂の重傷を負い、懸命なリハビリを経て5カ月後の9月に復帰したが乗り鞍は激減した。2017年12月1日よりフリーとなる[9]。2019年5月1日より栗東に移籍、高橋亮厩舎の所属となった[10][11]。

2020年2月23日、第37回フェブラリーステークスにて、調教に騎乗しているケイティブレイブとのコンビで[12]GI級競走初騎乗を果たし、単勝16番人気の最低人気であったが2着となる。また同年のJpnI競走・かしわ記念（船橋競馬場）でも引き続き同馬に騎乗して単勝5番人気(7頭立て)の2着となり、GI級競走初制覇とはならなかったが2戦いずれも単勝人気を大きく上回る成績を残した。

2020年8月16日に行われた小倉記念でアールスターに騎乗し、重賞初勝利を果たす[13]。

2024年11月2日、京都5Rでストップヤーニングに騎乗し1着となり、JRA通算100勝達成[14]。

人物

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目標とする騎手は蛯名正義[1][3]。競馬学校卒業時に「蛯名さんのように世界で活躍できる騎手になりたい」としている[3]。

主な騎乗馬

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騎乗成績

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以下の内容は、netkeiba.com[17]の情報に基づく。

概要

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日付 競馬場・開催 競走名 格 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗[18] 2012年3月3日 1回阪神3日目5R 3歳未勝利 ナイク 16頭 11 15着
初勝利[19] 2012年12月9日 3回中京4日目8R 3歳上500万下 トップストライド 16頭 7 1着
重賞初騎乗[20] 2015年7月26日 2回函館6日目11R 函館2歳ステークス GIII ペイシャオトメ 16頭 16 16着
重賞初勝利[13] 2020年8月16日 2回小倉2日目11R 小倉記念 GIII アールスター 14頭 10 1着
GI初騎乗[21] 2020年2月23日 1回東京8日目11R フェブラリーステークス GI ケイティブレイブ 16頭 16 2着

年度別成績

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年 順位 騎乗数 勝利数 勝率 連対率 重賞騎乗数 重賞勝利数 GI騎乗数 GI勝利数
2012 127 99 1 .010 .051 0 0 0 0
2013 89 259 6 .023 .039 0 0 0 0
2014 55 436 18 .041 .099 0 0 0 0
2015 77 264 10 .038 .053 2 0 0 0
2016 53 444 19 .043 .068 1 0 0 0
2017 109 171 4 .023 .053 3 0 0 0
2018 133 201 1 .005 .035 0 0 0 0
2019 119 117 3 .026 .043 0 0 0 0

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f g “栗東で飛躍を目指す美浦の2年目ジョッキー | 長岡禎仁騎手【前編】 | 競馬ラボ”. www.keibalab.jp. 2020年2月14日閲覧。
  2. ^ 『優駿』2013年2月号、140頁。 
  3. ^ a b c “甘えない！！ガッツマン長岡　蛯名さんが目標”. www.sponichi.co.jp (2012年2月10日). 2020年2月14日閲覧。
  4. ^ “新人騎手が３日デビュー！３調教師も初陣｜競馬ニュース｜競馬予想のウマニティ！ - サンスポ＆ニッポン放送公認SNS”. 競馬予想のウマニティ！ - サンスポ＆ニッポン放送公認SNS. 2020年2月14日閲覧。
  5. ^ “２０１２年 新人騎手デビュー～初騎乗後のコメント | 競馬実況web | ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2020年2月14日閲覧。
  6. ^ “長岡禎仁騎手、マカオの見習騎手招待競走へ遠征 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2020年8月17日閲覧。
  7. ^ “「マカオ見習騎手招待競走」における長岡禎仁騎手の騎乗成績について | 競馬実況web | ラジオNIKKEI”. keiba.radionikkei.jp. 2020年8月17日閲覧。
  8. ^ “マカオ遠征の長岡禎仁騎手は1勝を挙げて2位”. 予想王TV＠SANSPO.COM (2014年11月8日). 2020年8月17日閲覧。
  9. ^ “長岡禎仁騎手、フリーに | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年8月16日閲覧。
  10. ^ “長岡禎仁騎手、木幡初也騎手が所属変更 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. news.netkeiba.com. 2020年2月14日閲覧。
  11. ^ “長岡禎仁騎手、木幡初也騎手が所属変更 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2020年2月14日閲覧。
  12. ^ “【フェブラリーＳ】ケイティブレイブの鞍上は長岡禎仁騎手に決定”. サンスポZBAT！競馬 (2020年2月13日). 2020年2月14日閲覧。
  13. ^ a b “【小倉記念】長岡＆アールスター人馬ともに重賞初制覇！”. サンスポZBAT！競馬 (2020年8月16日). 2020年8月16日閲覧。
  14. '^ “【京都５Ｒ・２歳新馬】「憧れるのやめましょう」と名付けられたサンダースノー産駒がＶ 長岡禎仁騎手はＪＲＡ通算１００勝”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-11-02JST13:12:00+0900). 2024年11月2日閲覧。
  15. ^ “フェブラリーS｜2020年02月23日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2020年8月16日閲覧。
  16. ^ “かしわ記念｜2020年05月05日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2020年8月16日閲覧。
  17. ^ “長岡禎仁 のプロフィール - 競馬データベース | netkeiba.com”. db.sp.netkeiba.com. 2020年2月15日閲覧。
  18. ^ “3歳未勝利 レース結果 | 2012年3月3日 阪神5R”. netkeiba.com. 2020年2月14日閲覧。
  19. ^ “3歳以上500万下 レース結果 | 2012年12月9日 中京8R”. netkeiba.com. 2020年2月14日閲覧。
  20. ^ “函館2歳ステークス レース結果 | 2015年7月26日 函館11R”. netkeiba.com. 2020年2月14日閲覧。
  21. ^ “フェブラリーS｜2020年02月23日 | 競馬データベース - netkeiba.com”. db.netkeiba.com. 2020年3月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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