鈴木マサカズ
日本の漫画家
鈴木 マサカズ(すずき マサカズ、1973年5月8日 - )は、日本の漫画家。静岡県出身。京都精華大学卒業。
すずき マサカズ 鈴木 マサカズ | |
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生誕 |
1973年5月8日(51歳) 日本・静岡県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1996年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
公式サイト | SUZUKI MASAKAZU on WEB |
来歴
編集1996年、大学在学中に『ビッグコミックスピリッツ増刊21』(小学館)にて「DIAL Q」を発表しデビュー [1][2] 。
2005年から2006年にかけて『コミックビーム』(エンターブレイン)で、『サルぽんち』と『無頼侍』などを連載。
2010年2月、『モーニング』(講談社)にて、『ラッキーマイン』に引き続き『ダンダリン一〇一』を掲載したが、同年に連載が終了した。間もなく『週刊ヤングマガジン』(同)で『七匹の侍』を掲載した。
2011年に『漫画サンデー』(実業之日本社)で、『最果てサイクロプス』を掲載し、2012年6月に終了した。間もなく『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で、以前にパイロット版(読切)として掲載された『恋愛の神様』を連載した。
『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で2013年7号から『武装島田倉庫』(原作:椎名誠)を、2014年1月に古巣の『コミックビーム』で『鼠』(原作:赤川次郎)の連載を開始した。
2015年39号から、5年ぶりに『モーニング』にて『銀座からまる百貨店 お客様相談室』の連載を開始し、同時に『Dモーニング』の会員として登録した[3]。
作品リスト
編集漫画作品
編集- DIAL Q(『ビッグコミックスピリッツ増刊21』1996年) - 単行本未収録。
- サルぽんち(『コミックビーム』1999年連載開始) - 連載デビュー作。
- 無頼侍(『コミックビーム』 - 2006年連載)
- ブルードッグ・ブルース(『コミックビーム』2003年 - 2004年2月号) - 単行本未収録。
- ラッキーマイン(『モーニング』2008年23号 - 2009年13号)
- ダンダリン一〇一(原作:とんたにたかし、『モーニング』2010年7号 - 35号) - 月一連載。
- 七匹の侍(『週刊ヤングマガジン』2011年4・5合併号 - 34号)
- 最果てのサイクロプス(『週刊漫画サンデー』2011年47号 - 2012年21号)
- 恋愛の神様(『週刊漫画ゴラク』2011年10月28日号 - 2013年3月1日号)
- 武装島田倉庫(原作:椎名誠、『ビッグコミックスペリオール』2013年7号 - 2014年16号)
- 鼠(原作:赤川次郎、『コミックビーム』2014年2月号 - 2015年3月号)
- 町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味(『漫画ゴラクスペシャル』連載)
- 銀座からまる百貨店 お客様相談室(原案協力:関根眞一、『モーニング』2015年 - 2016年36・37合併号)
- マトリズム(『週刊漫画ゴラク』2017年6月30日号 - 2020年5月1日号)
- すべっちゃいけない芸人ごはん(原作:ヒデ(ペナルティ)、『たそがれ食堂』vol.19[4] - 連載中)
- 「子供を殺してください」という親たち(原作:押川剛、『月刊コミックバンチ』2017年4月号 - 2024年5月号→『コミックバンチKai』[5])
- ケーキの切れない非行少年たち(原作:宮口幸治、『くらげバンチ』2020年6月12日[6] - 連載中)
- それでも、親を愛する子供たち(原作:押川剛、作画:うえのともや、新潮社『くらげバンチ』2023年11月21日[7] - 連載中) - 構成担当[7]。
- 教育虐待 ―子供を壊す『教育熱心』な親たち(原作:石井光太、作画:ワダユウキ、新潮社『月刊コミックバンチ』2024年5月号[5]→『コミックバンチKai』[5]) - 構成担当[5]。
書籍
編集- 『サルぽんち』エンターブレイン〈ビームコミックス〉、2005年、ISBN 4-7577-2449-7
- 『無頼侍』、エンターブレイン〈ビームコミックス〉2005年 - 2006年、全3巻
- 『ラッキーマイン』、講談社〈モーニングKC〉2008年 - 2009年、全4巻
- 『ダンダリン一〇一』、原作:とんたにたかし、講談社〈モーニングKC〉2010年、全1巻
- 『七匹の侍』、講談社〈ヤンマガKC〉2011年、全3巻
- 『最果てのサイクロプス』、実業之日本社〈マンサンコミックス〉2011年 - 2012年、全2巻
- 『恋愛の神様』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉2013年5月18日発売[8]、ISBN 978-4-537-13035-5
- 『武装島田倉庫』、原作:椎名誠、小学館〈ビッグコミックス〉2013年 - 2014年、全4巻
- 『鼠』、原作:赤川次郎、エンターブレイン〈ビームコミックス〉2014年 - 2015年、全2巻
- 『町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、2016年2月19日発売[9]、ISBN 978-4-537-13404-9
- 『銀座からまる百貨店 お客様相談室』、原案協力:関根眞一、講談社〈モーニングKC〉2016年、全5巻
- 『「子供を殺してください」という親たち』、原作:押川剛、新潮社〈バンチコミックス〉2017年 - 、既刊16巻(2024年11月9日現在)
- 『マトリズム』、日本文芸社〈ニチブンコミックス〉2017年 - 2020年、全10巻
- 『ケーキの切れない非行少年たち』、原作:宮口幸治、新潮社〈バンチコミックス〉2020年 - 、既刊9巻(2024年8月7日現在)
- 『すべっちゃいけない芸人ごはん』、原作:ヒデ(ペナルティ)、幻冬舎コミックス〈バーズコミックス〉、2023年5月24日発売[10][11]、ISBN 978-4-344-85215-0
- 『それでも、親を愛する子供たち』、原作:押川剛、作画:うえのともや、新潮社〈バンチコミックス〉2024年 - 、既刊2巻(2024年11月9日現在)
脚注
編集- ^ “鈴木マサカズ”. ヤングマガジン公式サイト. 講談社. 2020年11月16日閲覧。
- ^ “鈴木マサカズ”. コミックナタリー. 2020年11月16日閲覧。
- ^ 『モーニング』2015年39号の鈴木の近況による。
- ^ “ペナルティ・ヒデがコミック原作に初挑戦 『すべっちゃいけない芸人ごはん』”. リアルサウンド. blueprint (2020年8月18日). 2022年7月21日閲覧。
- ^ a b c d “月刊コミックバンチがWeb雑誌・コミックバンチKaiにリニューアル、4月26日オープン”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年3月21日) 2024年3月21日閲覧。
- ^ “「ケーキの切れない非行少年たち」を鈴木マサカズがマンガ化、少年たちの問題に迫る”. コミックナタリー (2020年6月12日). 2020年12月2日閲覧。
- ^ a b “虐待、ネグレクト…児童養護施設を舞台に、子供にまつわる問題を描く新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年11月21日). 2024年11月9日閲覧。
- ^ “【5月18日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年5月18日). 2024年11月9日閲覧。
- ^ “【2月19日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年2月19日). 2024年11月9日閲覧。
- ^ “ペナルティ・ヒデと芸人仲間のリアル飲みを覗く1冊、ナイナイ矢部編も描き下ろし”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年5月24日). 2024年11月9日閲覧。
- ^ “すべっちゃいけない芸人ごはん”. 幻冬舎コミックス. 2024年11月9日閲覧。
外部リンク
編集- SUZUKI MASAKAZU on WEB - 公式サイト。
- 鈴木マサカズ (@suzukimasakazu) - X(旧Twitter)