足利大学
栃木県足利市にある私立大学
足利大学(あしかがだいがく、英語: Ashikaga University)は、栃木県足利市大前町に本部を置く私立大学。1925年足利実践女学校として創立、1967年大学設置。大学の略称は足大(あしだい)、英称ではAU。
足利大学 | |
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大学設置 | 1967年 |
創立 | 1925年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人足利大学 |
本部所在地 |
栃木県足利市大前町268-1 北緯36度21分11.7秒 東経139度23分49.5秒 / 北緯36.353250度 東経139.397083度座標: 北緯36度21分11.7秒 東経139度23分49.5秒 / 北緯36.353250度 東経139.397083度 |
キャンパス |
大前キャンパス 本城キャンパス |
学部 |
工学部 看護学部 |
研究科 | 工学研究科 |
ウェブサイト | https://ashikaga.ac.jp/ |
概観
編集大学全体
編集足利大学は足利旧市内にある17ヶ寺により組織された足利仏教和合会が設立した足利実践女学校が始まり。
キャンパスは足利市大前町と本城3丁目にあり[1]、大前キャンパスは東京ドーム約4個分の広さで、脇には渡良瀬川、松田川が流れている。
建学の精神
編集聖徳太子の十七条憲法の第一条である「和を以って貴しと為す」を建学の理念とし、「人類の平和と国際社会の発展に貢献できる専門職業人の育成」を目指している。
沿革
編集- 1925年(大正14年)4月 - 足利仏教和合会(足利市内の17寺院で組織)が足利実践女学校を創立
- 1944年(昭和19年)3月 - 校名を足利女子商業学校に改称
- 1946年(昭和21年)
- 3月 - 校名を月見ヶ丘高等女学校に改称
- 10月 - 財団法人月見ヶ丘学園を設立
- 1948年(昭和23年)3月 - 学制改革により月見ヶ丘高等学校となる。併設中学校を開校
- 1951年(昭和26年)2月 - 学校法人月見ヶ丘学園が認可
- 1955年(昭和30年) - 併設中学校を閉校
- 1961年(昭和36年)4月 - 月見ヶ丘高等学校に男子部商業科・普通科設置
- 1962年(昭和37年)4月 - 月見ヶ丘高等学校男子部に工業課程(機械科・電気科・建築科)増設
- 1965年(昭和40年)4月 - 月見ヶ丘高等学校男子部の工業課程に自動車科増設。月見ヶ丘幼稚園を設置
- 1967年(昭和42年)4月 - 足利工業大学開学[1]。月見ヶ丘高等学校男子部の工業課程を母体とし、足利市内の仏教寺院連合によって開学。設置学部・学科は工学部機械工学科、電気工学科、建築学科
- 1968年(昭和43年)4月 - 月見ヶ丘高等学校男子部を足利工業大学附属高等学校として独立
- 1970年(昭和45年) - 月見ヶ丘高等学校を足利工業大学附属月見ヶ丘高等学校と改称
- 1972年(昭和47年)4月 - 法人名を学校法人足利工業大学に改称
- 1973年(昭和48年)4月 - 足利工業大学工学部に土木工学科、経営工学科を増設
- 1979年(昭和54年)
- 4月 - 足利短期大学を開学(幼児教育科)。足利工業大学附属月見ヶ丘高等学校を足利短期大学附属高等学校と、月見ヶ丘幼稚園を足利短期大学附属幼稚園と改称
- 12月 - 足利工業大学附属高等学校商業科の廃科認可
- 1980年(昭和55年) - 図書館が完成[4]。
- 1981年(昭和56年)12月 - 足利短期大学附属高等学校商業科の廃科認可
- 1986年(昭和61年)
- 1月 - 足利工業大学附属高等学校に情報処理科の設置認可
- 4月 - 足利工業大学附属高等学校に情報処理科を開設
- 1989年(平成元年) - 聖徳太子摂政像を建立
- 1990年(平成2年)
- 3月 - 足利工業大学大学院工学研究科機械工学専攻、電気工学専攻、土木工学専攻(修士課程)を設置認可
- 4月 - 足利工業大学大学院工学研究科機械工学専攻、電気工学専攻、土木工学専攻(修士課程)を設置
- 1993年(平成5年)4月 - 足利工業大学大学院工学研究科に建築学専攻、経営工学専攻(修士課程)を増設
- 1995年(平成7年)12月 - 足利工業大学大学院情報・生産工学専攻、建設・環境工学専攻(博士後期課程)を設置認可。足利短期大学看護科設置認可
- 1996年(平成8年)4月 - 足利工業大学大学院工学研究科情報・生産工学専攻、建設・環境工学専攻(博士課程)を開設。足利短期大学看護科を開設
- 1998年(平成10年)4月 - 足利工業大学工学部の電気工学科を電気電子工学科に、経営工学科を経営情報工学科に名称変更。足利工業大学大学院工学研究科の電気工学専攻を電気電子工学専攻に、経営工学専攻を経営情報工学専攻に名称変更。総合研究センターを設立
- 2000年(平成12年)4月 - 足利短期大学に専攻科福祉専攻を開設
- 2002年(平成14年)4月 - 足利工業大学工学部の土木工学科を都市環境工学科に名称変更
- 2003年(平成15年) - 睡眠科学センターを設立
- 2005年(平成17年)4月 - 足利工業大学大学院工学研究科の土木工学専攻を都市環境工学専攻に名称変更
- 2006年(平成18年)4月 - 足利工業大学工学部の経営情報工学科をシステム情報工学科に名称変更。足利工業大学大学院工学研究科の経営情報工学専攻をシステム情報工学専攻に名称変更。足利工業大学工学研究科の機械工学専攻に煙火学専修(通称・花火大学院)を開設
- 2010年(平成22年)
- 3月 - 足利短期大学の専攻科福祉専攻を廃止
- 4月 - 足利短期大学の幼児教育科をこども学科に、看護科を看護学科に名称変更
- 2011年(平成23年)4月 - 足利工業大学工学部の5学科を創生工学科5学系に再編
- 2013年(平成25年)4月 - 足利工業大学大学院工学研究科の修士課程5専攻を情報・生産工学専攻、建設・環境工学専攻に改組
- 2014年(平成26年)4月 - 足利短期大学看護学科を母体に看護学部看護学科を設置[1]。足利短期大学の看護学科を募集停止
- 2016年(平成28年)4月 - 足利工業大学工学部創生工学科の5学系11コースを4分野7コースに改組
- 2017年(平成29年)11月 - 足利工業大学50周年記念式典を挙行
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)
- 4月 - 工学部創生工学科システム情報分野の人間工学コースをAIシステムコースに名称変更
- 2022年(令和4年)
- 4月 - 大学院工学研究科建設・環境工学専攻を4専修から2専修に改組
教育および研究
編集学部
編集- 工学部(1学科4分野7コース)
- 創生工学科
- 機械分野
- 機械工学コース
- 自然エネルギーコース
- 電気電子分野
- 電気電子工学コース
- システム情報分野
- 情報デザインコース
- AIシステムコース
- 建築・土木分野
- 建築学コース
- 土木工学コース
- 機械分野
- 創生工学科
- 看護学部
- 看護学科
大学院
編集- 工学研究科 修士課程
- 情報・生産工学専攻
- 再生可能エネルギー・環境工学専修
- 機械システム工学専修
- 電気電子工学専修
- システム情報工学専修
- 建築・環境工学専攻
- 建設工学専修
- 建築都市デザイン学専修
- 情報・生産工学専攻
- 工学研究科 博士(後期)課程
- 情報・生産工学専攻
- 建築・環境工学専攻
- 建設工学専修
- 建築都市デザイン学専修
附属機関
編集- 足利大学附属図書館
- 蔵書籍数15万冊。AVコーナーなどがあり、一般市民も利用できる。
- 情報科学センター
- 学内から全国までのコンピュータネットワークの拠点。
- 総合研究センター
- 近隣の企業等の共同研究を通して、研究、技術推進に取り組んでいる。
- 睡眠科学センター
- 睡眠の基礎研究から応用研究までを行っている。
学生生活
編集学生食堂
編集- 564名収容できる大学食堂がある。
委員会・サークル
編集- 委員会
- 学生自治会
- 執行委員会
- 代議委員会
- わたらせ祭実行委員会
- 体育部門委員会
- 文化部門委員会
- 会計監査委員会
- アルバム作成委員会
- 生協学生委員会
- 足利大学全学応援団
- 全学応援団付属吹奏楽部
- 放送局
- 体育会系
- 文化会系
- 同好会系
大学祭
編集- 大学祭は毎年「わたらせ祭」が行われる。
大学関係者
編集特徴
編集附属校
編集- 足利大学附属高等学校
- 足利短期大学
- 足利短期大学附属高等学校
- 足利短期大学附属幼稚園
対外関係
編集他大学との関係
編集国際・学術交流等協定校
編集著名な出身者
編集交通アクセス
編集脚注
編集出典
編集広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ 平成30年4月足利工業大学は「足利大学」へ名称変更いたします 2017年5月22日閲覧。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内