赤坂アカ
日本の漫画原作者、イラストレーター、元漫画家 (1988-)
赤坂 アカ(あかさか アカ、男性、1988年8月29日[2] - )は、日本の元漫画家、漫画原作者[3]、イラストレーター。新潟県佐渡市出身[4]。血液型はO型。
あかさか アカ 赤坂 アカ | |
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生誕 |
1988年8月29日(36歳) 日本・新潟県佐渡市 |
職業 |
元漫画家 漫画原作者 イラストレーター |
活動期間 |
漫画原作者
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ジャンル | 青年漫画 |
代表作 |
『かぐや様は告らせたい』[1] 『推しの子』[1] |
受賞 |
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略歴
- 下積み時代には、片岡人生、樋口彰彦などのアシスタントを務めていた[7][8]。
- 2011年、『電撃マオウ』(KADOKAWA)にて、『さよならピアノソナタ』(原作:杉井光)のコミカライズ版の連載を担当。
- 2012年、ボーカロイド『IA -ARIA ON THE PLANETES-』のキャラクターデザインを担当する。
- 2013年、『電撃マオウ』(KADOKAWA)にて、『ib インスタントバレット』の連載を開始、2015年に連載を終了[注 1]。
- 2015年、『ミラクルジャンプ』(集英社)にて、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の連載を開始。その後、掲載誌を『週刊ヤングジャンプ』(同)に移し、2016年17号から2022年49号まで連載。
- 2020年、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』で第65回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した[10]。
- 2020年、『週刊ヤングジャンプ No.21特大号』にて、赤坂が原作、横槍メンゴが作画担当の『【推しの子】』の連載を開始[11]。2024年に連載を終了[12]。
- 2022年11月、『かぐや様は告らせたい』の連載終了にあたり、「作画をする漫画家」という形での活動を終了(漫画家としては引退)し、漫画原作者としての活動に専念する意向を示した[13]。
人物
- 漫画家・ミュージシャンの田口囁一とは長年の友人であり[14]、田口のバンドである『感傷ベクトル』の楽曲に詞を提供したこともある[15]。
- 巨乳を描くのが苦手である、と自身のTwitterで述べている[16]。
- ペンネームは、スマートフォンにおいてフリック入力しやすいよう、あ・か・さの3文字で命名された。[要出典]
- 人気FPSゲーム『Apex Legends』を好み、作中でも度々言及している。またファンの非公式大会にも何回か出場[17]しており、その内の「CRカップ」では公式テーマソング「かさねうた」のイラストを担当[18]している。
- 父はゲームクリエイターであり『天地創造』や『ガイア幻想紀』などのプロデューサーを務めたという。父の作風が少なからず自分の作品に影響を受けていると語っている[19][20]。
作品リスト
連載
- さよならピアノソナタ(原作:杉井光、キャラクターデザイン:植田亮 KADOKAWA『電撃マオウ』、2011年4月号 - 2012年9月号) 全3巻
- ib インスタントバレット(KADOKAWA『電撃マオウ』、2013年9月号 - 2015年10月号) 全5巻
- かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜(集英社『ミラクルジャンプ』、2015年6月号 - 2016年2月号 ⇒ 集英社『週刊ヤングジャンプ』、2016年17号 - 2022年49号)全28巻
- 【推しの子】(作画:横槍メンゴ 集英社『週刊ヤングジャンプ』、2020年21号[21] - 2024年50号[12])全16巻
- 恋愛代行(作画:西沢5㍉ 集英社『週刊ヤングジャンプ』、2023年22・23合併号 - 2024年27号[22])全4巻
読切
- かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ヤングジャンプ出張版特別読切(集英社『週刊ヤングジャンプ』、2015年40号)
- かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ミラクルジャンプ凱旋特別読切(集英社『ミラクルジャンプ』、2016年8月号)
- かぐや様は告らせたい ダークネス(集英社『ヤングジャンプ GOLD』、Vol.1&Vol.2)
- かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 番外編(集英社『ヤングジャンプ ラブ』)
- げんさくひなたざか(集英社『週刊ヤングジャンプ』、2021年17号-19号)
- 小二料理(作画:大上貴子、集英社『週刊ヤングジャンプ』、2023年44号[23])
イラストレーション
- 2012年3月30日発売、ISBN 978-4-04-727927-8
- 2012年5月30日発売、ISBN 978-4-04-728076-2
- 2012年10月29日発売、ISBN 978-4-04-728417-3
- 2013年9月30日発売、ISBN 978-4-07-292712-0
- 2013年12月26日発売、ISBN 978-4-07-294214-7
- バーテンダー司法書士楓の事件ノート(著:近藤誠、自由国民社) 2013年11月28日発売、ISBN 978-4-426-11739-9
- ボカロ界のヒミツの事件譜 2 名探偵エレGYちゃん様のボカロPデビュー (著:泉和良、星海社〈星海社FICTIONS〉) 2014年2月14日発売、ISBN 978-4-06-138891-8
- 謎好き乙女シリーズ(著:瀬川コウ、新潮社〈新潮文庫nex〉)
- 『謎好き乙女と奪われた青春』 2015年2月28日発売、ISBN 978-4-10-180028-8
- 『謎好き乙女と壊れた正義』 2015年8月28日発売、ISBN 978-4-10-180045-5
- 『謎好き乙女と偽りの恋心』 2016年1月28日発売、ISBN 978-4-10-180058-5
- なめらかな世界と、その敵(著:伴名練、早川書房)2019年8月20日発売、ISBN 978-4-15-209880-1
アンソロジー参加
- るりひめ 2012 SUMMER(コミック、ワニマガジン社) 2012年7月21日発売、ISBN 978-4-86269-211-5
- 東方絵技帖(イラスト集、玄光社) 2013年5月24日発売、ISBN 978-4-7683-0441-9
- ILLUSTRATION 2014(イラスト集、翔泳社) 2014年5月23日発売、ISBN 978-4-7981-3603-5
キャラクターデザイン
- IA -ARIA ON THE PLANETES- (ボーカロイド)
- 東方蒼神縁起 (同人ソフト、Windows)
- チュウニズム (アーケード用ゲーム) 2015年7月16日稼働開始 ※プレイキャラクターの1人『ピリオ』をデザイン
- IA/VT-COLORFUL- (家庭用ゲーム、PS Vita) 2015年7月30日発売
- 東方蒼神縁起V (家庭用ゲーム、PS Vita) 2016年4月28日発売 ※ダウンロード専用ソフト
- 佐渡ジオパーク認定10周年記念広報企画 ※佐渡ジオパークを案内する佐渡の高校生・蒼井零と姫埼美海をデザイン[24]
CDジャケットイラスト
- The Gate of Dreams / jAcKp☆TrASH 2012年12月29日発売
- IA/02-COLOR- / V.A. 2013年3月10日発売
- The Legend of 超絶調声師 / V.A. 2013年3月20日発売
- まふまふ トリビュートアルバム 〜転生〜 / V.A. 2022年3月30日発売
作詞
- フラワードロップ / 感傷ベクトル
- シルク / 感傷ベクトル
- ib-インスタントバレット- (full ver.) / 赤坂アカくん大好き倶楽部(赤坂アカ、グシミヤギヒデユキ、白神真志朗、じん、田口囁一、春川三咲) ※同作品の応援ソングとして制作された
- Call Me / Annabel
その他
- 寄宿学校のジュリエット(第8話エンドイラスト)
- 素晴らしき日々 〜不連続存在〜(背景)[25]
- アイドルマスター シンデレラガールズ(2019年のエイプリルフール企画「デレxコミ!」内作品「しゅーこちゃんは言わせたい〜京女たちのアイドル頭脳戦〜」作画)
- 僕の心のヤバイやつ(応援イラスト、2023年4月25日、アニメ公式Twitter公開[26]) - 山田のイラスト[26]
メディア出演
インターネットラジオ
- 超!えどっ娘 天下大変!! (2011年7月31日、超!A&G+)
- 小野瀬幸一のブルー☆これくしょん!!(2012年2月20日・27日、ブルーレディオ・ドットコム)
ラジオ
脚注
注釈
出典
- ^ a b “『【推しの子】』作者は赤坂アカと横槍メンゴのお二人!どんな人か解説します!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2024年5月25日). 2024年11月14日閲覧。
- ^ 赤坂アカ [@akasaka_aka] (2015年8月30日). "27歳。連載作品4作品目に突入してしまったのですがまだ新人ということで大丈夫でしょうか?". X(旧Twitter)より2022年11月12日閲覧。
- ^ “赤坂アカ36歳の仕事術「漫画家引退宣言してよかった」【推しの子】が完結した今、40歳までに達成したい目標とは | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け”. 集英社オンライン (2024年11月16日). 2024年12月26日閲覧。
- ^ “小野瀬幸一のブルー☆これくしょん!! 第139回『漫画家・イラストレーターの赤坂アカ先生』”. ブルーレディオドットコム (2012年2月27日). 2019年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月12日閲覧。
- ^ “【特別講義】赤坂アカ先生の特別講義を開催しました!! | マンガコース”. KUA BLOG. 2024年12月26日閲覧。
- ^ “「かぐや様」の作者が制作!新潟県佐渡市の博物館にマスコットキャラ 佐渡市出身・赤坂アカさん「地元の力に」”. 新潟日報デジタルプラス (2022年9月27日). 2024年12月26日閲覧。
- ^ 片岡人生 [@kataoka_syouten] (2014年7月2日). "ちなみに作者の赤坂アカはうちの元デジアシさんで、最初に彼のネーム読んだ時に『あーこれ、自分より才能あるやつだ。数年後に化けてウチらなんざよりバカバカ売れちゃうやつだ。殺ろう。』って思った。 まあ彼はセンスだけじゃなくて、そこを表現するための努力がハンパなかったのだけど。". X(旧Twitter)より2022年11月12日閲覧。
- ^ 赤坂アカ [@akasaka_aka] (2015年10月12日). "RT 僕も長いことアシスタントで勉強させて頂いた樋口先生の新作!! &コードギアスやスクライドの谷口監督原作とあれば観ない訳にはいかない!!!". X(旧Twitter)より2022年11月12日閲覧。
- ^ 単行本第5巻のあとがきより。
- ^ “決定!!第65回小学館漫画賞受賞作!!”. 小学館コミック (2020年1月22日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “【推しの子】原作公式サイト”. 集英社. 2022年8月31日閲覧。
- ^ a b “【推しの子】完結で連載4年半に幕 記念企画発表!赤坂アカ原作の新連載が来春開始”. ORICON NEWS. ORICON (2024年11月14日). 2024年11月14日閲覧。
- ^ “「かぐや様は告らせたい」連載終了の赤坂アカ氏、漫画家は引退し「今後はストーリー製作に専念」”. サンスポ (産経デジタル). (2022年11月3日) 2022年11月3日閲覧。
- ^ https://x.com/akasaka_aka/status/96535743475884032?t=xTfGNcBwPB2G0uYRtPl5qQ&s=19
- ^ https://x.com/akasaka_aka/status/466470641303314432?t=4hYOzMY1ZH1ayo_9wkSozA&s=19
- ^ 赤坂アカ [@akasaka_aka] (2016年1月15日). "大きい胸を書く練習ついでに塗りの練習。 これ以上大きな胸が描けない、巨乳描くの苦手……。 ちなみに何を描いたかは明言しないです。". X(旧Twitter)より2022年11月12日閲覧。
- ^ “「じすたげCUP in Mildom」開催 歌広場淳、yunocy、やしろあずき、赤坂アカらが『Apex Legends』で激突”. Real Sound|リアルサウンド テック (2021年8月20日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ https://x.com/akasaka_aka/status/1394297983898947584?t=Np04Tqmn5xrnCKZatWLhbw&s=19
- ^ “赤坂アカ(@eerie_eery)”. Twitter (2012年5月4日). 2022年4月16日閲覧。
- ^ “感情を操り、物語を創る。『かぐや様は告らせたい』赤坂アカが考える“戦略的”漫画論”. livedoor. (2020年1月30日) 2022年4月16日閲覧。
- ^ “赤坂アカが横槍メンゴとのタッグでYJ2作同時連載、芸能界舞台の「【推しの子】」”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年4月23日). 2024年11月14日閲覧。
- ^ 「CONTENTS」『週刊ヤングジャンプ』2024年27号、集英社、2024年6月6日。目次より。
- ^ 『週刊ヤングジャンプ』2023年44号、集英社、2023年9月28日、250頁、ASIN B0CJ5WSD8V。
- ^ “佐渡ジオパーク日本認定10周年記念事業【告知】佐渡市の博物館等で、赤坂アカ先生グッズをプレゼント!”. 佐渡ジオパーク (2023年6月29日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ 赤坂アカ [@akasaka_aka] (2019年12月7日). "@SCA_DI (今まで内緒にしていたのですが、素晴らしき日々の背景何枚か描かせて頂いていました)". X(旧Twitter)より2022年11月12日閲覧。
- ^ a b “「僕の心のヤバイやつ」応援イラストを毎日公開、赤坂アカ・西修・クール教信者ら6人参加”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月25日) 2023年4月26日閲覧。
- ^ “桂正和&赤坂アカが編集者・鳥嶋和彦のラジオに登場、創作秘話などを語り尽くす”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月22日). 2024年11月23日閲覧。
- ^ J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [@MAADSPIN] (2024年11月23日). "今日、深夜1時からOA ゆう坊&マシリトのkosokoso放送局 桂先生、赤坂先生Wゲスト!!鳥嶋和彦 (Dr.スランプ、ドラゴンボール等 担当) 桂正和(実写ドラマ『ウイングマン』好評放送中!) 赤坂アカ(『【推しの子】』原作者)". X(旧Twitter)より2024年11月23日閲覧。
外部リンク
- 赤坂アカ (@akasaka_aka) - X(旧Twitter)