谷晃生

日本のサッカー選手

谷 晃生(たに こうせい、2000年11月22日 - )は、大阪府堺市南区出身のプロサッカー選手JリーグFC町田ゼルビア所属。ポジションはゴールキーパー(GK)日本代表

谷 晃生
名前
愛称 コウセイ
カタカナ タニ コウセイ
ラテン文字 TANI Kosei
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-11-22) 2000年11月22日(24歳)
出身地 大阪府堺市南区
身長 187cm
体重 84kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC町田ゼルビア
ポジション GK
背番号 1
利き足 右足
ユース
2013-2018 日本の旗 ガンバ大阪
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2017-2019 日本の旗 ガンバ大阪U-23 33 (0)
2018- 日本の旗 ガンバ大阪 10 (0)
2020-2022 日本の旗 湘南ベルマーレ(loan) 90 (0)
2023-2024 ベルギーの旗 FCVデンデルEH(loan) 1 (0)
2024- 日本の旗 FC町田ゼルビア(loan) 37 (0)
代表歴2
2015-2017  日本 U-17 34 (0)
2017-2018  日本 U-20 3 (0)
2018-2021  日本 U-24 10 (0)
2021-  日本 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月9日現在。
2. 2024年6月11日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

母は新日鐵堺に所属した元バレーボール選手[1]

来歴

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プロ入り前

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堺市立原山台小学校堺市立原山台中学校追手門学院高校卒業[2]。中学校時代は女子プロゴルファーの西村優菜と3年間同じクラスであった[3]ガンバ大阪の下部組織でサッカーを学ぶ。2016年4月、高校1年生でトップチームに2種登録された[4]

2017年3月12日ガンバ大阪U-23としてJ3第1節・ガイナーレ鳥取戦でJリーグ初出場した[5]。16歳3カ月18日での出場は、J3では久保建英の15歳5カ月1日に次いで歴代2位、Jリーグ全体でも歴代5位の年少出場記録となった[5]。また同年のルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦では、2試合トップチームでのベンチ入りを経験した[6]。12月26日、堂安律以来となるユースからトップチームに飛び級昇格を果たした[7]

ガンバ大阪

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2018年、ガンバ大阪に入団。5月9日、ルヴァンカップ第5節のサンフレッチェ広島戦でトップチーム初先発を果たした[8]

湘南ベルマーレ

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2019年12月29日、湘南ベルマーレへ2020年2月1日から2021年1月31日までの1年間の期限付き移籍をした[9]。2020年7月22日、第6節の鹿島アントラーズ戦で移籍後J1初出場を果たし、無失点に抑えチームのリーグ戦初勝利に貢献した。その後はリーグ戦計25試合にスタメン出場し、チームの守護神として活躍を見せた。2021シーズンも期限付き移籍期間を延長し、チームに残留。背番号も1に変更した。2022シーズンも期限付き移籍期間を更に延長し、チームに残留した。

ガンバ大阪復帰

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2022年12月28日、2023シーズンよりガンバ大阪に復帰することが発表された[10]。開幕戦で先発に抜擢されると、その後は東口順昭とレギュラー争いを繰り広げたが、不安定なプレーで失点に絡むことも増え、チームの成績も不振だったことから、5月中旬以降は東口にポジションを譲った。

FCVデンデルEH

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2023年8月1日、ベルギー2部に所属するFCVデンデルEHへの期限付き移籍が発表された[11]

FC町田ゼルビア

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2024年1月12日、J1リーグFC町田ゼルビアに期限付き移籍加入が発表された[12]。期間は2025年1月31日まで[13]

代表

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年代別の日本代表では00年世代の正ゴールキーパーとして[6]U-16日本代表AFC U-16選手権2016[14]U-17日本代表2017 FIFA U-17ワールドカップなどに出場した。

U17ワールドカップでは後にマンチェスター・シティで活躍するフォーデンを擁して7試合で23得点を奪いU17W杯史上最強と言われたイングランドを大会で唯一完封している[要出典]

2018年のU19ブラジル遠征ではロドリゴ擁するU19ブラジル代表を完封。[15]

全年代を通じてブラジル代表を完封した日本人GKはマイアミの奇跡での川口能活と谷だけである。(2024年現在)[要出典]

2021年6月22日、東京オリンピック代表メンバーに選出された。[16][17]。正GKとして全6試合にスタメンフル出場した。7月31日に行われた準々決勝、U-24ニュージーランド戦ではPK戦での決着となったが、見事にニュージーランドの2本目を完全に読み切り、両手でストップ。チームの準決勝進出に貢献した[18]。日本にとって初めての決勝進出がかかった準決勝のU-24スペイン戦でも相手に攻め込まれながら数々の好セーブを見せたが、115分に失点し決勝進出を逃した。さらに3位決定戦でも、GS第2戦で相対したU-24メキシコ相手に3失点を喫し、日本にとって53年ぶりのメダル獲得はかなわなかった。

なおこの時のU24スペイン代表のメンバーは3年後のユーロドイツ大会で全勝優勝したスペイン代表の中核メンバーとなった。

2021年8月、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表に初選出された[19]。2022年7月13日、EAFF E-1サッカー選手権2022に臨む国内組で構成された日本代表に選出され、27日の韓国との優勝決定戦でスタメン出場し、A代表デビューを果たす。好セーブを披露して無失点に抑え、4大会ぶり2度目の優勝に貢献した。9月のドイツ遠征に臨む日本代表メンバーに選出されるも出場はなく、カタールW杯メンバーにも選ばれなかった。

2023年3月15日、ホームでのウルグアイコロンビア戦でのメンバーに選出されたが出場は無かった。その後は所属するG大阪でのパフォーマンスが安定せず5月中旬以降出場機会が減ったことやチームの不調などもあって代表から遠ざかっていた。

2024年から期限付き移籍で加入した町田で正GKの座を勝ち取り、安定したパフォーマンスを披露してチームの首位浮上に貢献した活躍が認められ、同年6月の2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に臨む日本代表に1年ぶりに選出された。11日のシリア戦で後半途中から出場を果たした。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2018 G大阪 41 J1 0 0 1 0 0 0 1 0
2019 0 0 0 0 0 0 0 0
2020 湘南 25 25 0 0 0 - 25 0
2021 1 34 0 0 0 0 0 34 0
2022 31 0 4 0 0 0 35 0
2023 G大阪 99 10 0 2 0 1 0 13 0
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2023-24 デンデル 26 CPL 1 0 - 1 0 2 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2024 町田 1 J1 37 0 1 0 0 0 38 0
通算 日本 J1 137 0 8 0 1 0 146 0
ベルギー CPL 1 0 - 1 0 2 0
総通算 138 0 8 0 2 0 148 0
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2017 G大23 41 J3 4 0 4 0
2018 17 0 17 0
2019 12 0 12 0
通算 日本 J3 33 0 33 0
総通算 33 0 33 0
  • 2016年、2017年は2種登録選手
出場歴

代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 2試合 0得点(2022年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2021 0 0
2022 1 0
2023 0 0
2024 1 0
通算 2 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2022年7月27日   豊田 豊田スタジアム   韓国 ○3-0 森保一 EAFF E-1サッカー選手権2022
2. 2024年6月11日   広島 エディオンピースウイング広島   シリア ○5-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選

タイトル

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クラブ

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ガンバ大阪ジュニアユース
ガンバ大阪ユース

代表

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日本代表

脚注

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  1. ^ “GK谷晃生 家族のモットー“応援”受け五輪へ 父母は中垣内、野茂と親交”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/soccer/news/202107130000753.html 2023年1月3日閲覧。 
  2. ^ 谷 晃生”. 教育・文化・スポーツ. 神奈川県ホームページ (2021年8月2日). 2021年9月26日閲覧。
  3. ^ "西村優菜が初の逃げ切りで万能証明V「いつもより緊張感」視線は世界へ". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 26 September 2021. 2021年9月26日閲覧
  4. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ(2016/04/01)』(プレスリリース)Jリーグ、2016年4月1日https://www.jleague.jp/release/post-42466/2017年11月23日閲覧 
  5. ^ a b “J3G大阪U23、GK谷晃生がJ3歴代2位の16歳3カ月18日でプロデビュー”. デイリースポーツ. (2017年3月12日). https://www.daily.co.jp/soccer/2017/03/12/0009992621.shtml 2017年11月23日閲覧。 
  6. ^ a b “U-17W杯に臨む“00ジャパン”を一挙紹介 タレントぞろいの若き日本代表が世界へ”. スポーツナビ. (2017年10月8日). https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201710060002-spnavi 2017年11月23日閲覧。 
  7. ^ G大阪堂安以来の飛び級、イケメンGK谷トップ昇格 日刊スポーツ(2017年12月26日)
  8. ^ 食野、妹尾、西野!!17歳GK谷晃生トップチーム初先発のG大阪、後半3発逆転で広島の突破阻止 ゲキサカ(2018年5月9日)
  9. ^ ガンバ大阪 谷晃生選手 期限付き移籍加入のお知らせ 湘南ベルマーレ 2019年12月29日
  10. ^ 谷 晃生選手 期限付き移籍から復帰のお知らせ』(プレスリリース)ガンバ大阪、2022年12月28日https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/14427/2022年12月28日閲覧 
  11. ^ 谷 晃生選手 FCVデンデルEH(ベルギー)へ期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)ガンバ大阪、2023年8月1日https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/15421/c/0/year/2023/month/08/2023年8月2日閲覧 
  12. ^ 谷晃生選手 期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)FC町田ゼルビア、2024年1月12日https://www.zelvia.co.jp/news/news-252705/2024年1月12日閲覧 
  13. ^ 谷 晃生選手 FC町田ゼルビアへ期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)ガンバ大阪https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/16054/2024年1月12日閲覧 
  14. ^ AFC U-16選手権インド2016(9/15~10/2) U-16日本代表メンバー・スケジュール』(プレスリリース)日本サッカー協会、2016年9月2日http://www.jfa.jp/national_team/u16_2016/news/00010866/2017年11月23日閲覧 
  15. ^ U-19日本代表ブラジル遠征 地元ブラジル代表を撃破し、2018年を締めくくる”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2024年11月26日閲覧。
  16. ^ U-17日本代表 メンバー・スケジュール FIFA U-17ワールドカップ インド2017(10/6~28)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2017年9月22日http://www.jfa.jp/national_team/u17_2017/u17_worldcup2017/news/00015113/2017年11月23日閲覧 
  17. ^ U-17日本代表「FIFA U-17ワールドカップインド2017(10/6~28)」メンバーに谷選手、奥野選手(2種登録選手)が選出』(プレスリリース)ガンバ大阪、2017年9月22日http://www.gamba-osaka.net/news/index/c/1/no/6667/2017年11月23日閲覧 
  18. ^ GK谷晃生 「絶対にヒーローになれる」川口能活コーチの言葉に背中押され…PKストップで4強貢献 スポニチ(2021年7月31日)2021年8月1日閲覧。
  19. ^ 日本代表に20歳GKが初招集! 谷晃生はどんな選手? Jリーグで見せるプレーの魅力とは… フットボールチャンネル(2021年8月26日)2021年9月5日閲覧。
  20. ^ 選手情報 GK 谷 晃生”. 日本サッカー協会. 2017年11月23日閲覧。
  21. ^ 追手門学院大学峯俊ゼミと追手門学院高等学校生徒が学生等MVP表彰を受賞”. 学校法人追手門学院 (2016年11月22日). 2017年11月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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