蜂巣 敦(はちす あつし、1963年[1] - )は、日本のフリーライターノンフィクション作家栃木県出身[1]。『月光』など[サブカルチャー]]雑誌の編集を経て独立し、猟奇事件やオカルト、ホラー漫画ホラー映画などについての著作を刊行している。

経歴

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早稲田大学第二文学部中退[1]早稲田大学漫画研究会では漫画家のけらえいこと同期。先輩にはSF作家の吉岡平、映画評論家の町山智浩らがいる。

『月光』『牧歌メロン』『月光文化』『LHSM』など雑誌の編集に携わる[1]東京デカド社勤務を経てフリーに。『怪狂譚』では『GON』やその別冊、『SCARED(スケアード)』、ワニマガジン社『ワニの穴』といった雑誌・ムックへの寄稿を再録している[1]。『「超」怖い話』の執筆にも携わった。また、異型民俗誌シリーズ『夜長姫』(パロル舎)の編集を担当した。

妻は、『月光』に「オキノニッキ」を連載していた美好沖野

著書

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  • 『「贖罪のアナグラム (牧歌メロン増刊) 」宮﨑勤の世界』パロル舎、1990年3月 ASIN: B075JDMXG7
  • 『ドキュメント・連続少女殺人-孤高の鬼・吹上佐太郎』パロル舎、1993年4月 ISBN 978-4894191013
  • デビルマン論』風塵社、1993年9月 ISBN 978-4938733056
  • 『Mのオカルティズム 魔術師たちの犯罪』パロル舎、1995年7月 ISBN 978-4894191211
  • 『日本の殺人者』青林工藝舎、1998年9月 ISBN 978-4883790128
  • 『「巨泉の生き方」実践マニュアル』データハウス、2000年11月 ISBN 978-4887185814
  • 『怪狂譚』パロル舎、2001年7月 ISBN 978-4894192416
  • 『殺人現場を歩く』ミリオン出版、2003年7月 ISBN 978-4813010814 のち、ちくま文庫から2008年2月再刊
  • 『「八つ墓村」は実在する』ミリオン出版、2005年10月 ISBN 978-4813020295
  • 『怪奇譚』ちくま文庫、2005年8月 ISBN 978-4480420978
  • 『殺人現場を歩く2 undercurrent』ミリオン出版、2006年7月 ISBN 978-4813020424

編著

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  • 『夜長姫叢書1 生首考』1994年
  • 『夜長姫叢書2 人形考』1997年

共著

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  • 『医者につける百薬』1994年
  • 『大世紀末ホラームービー絶叫!!カタログ』1999年
  • 『The Nightmare from TheMovies ホラー映画〜戦慄と怪奇の物語』2000年

脚注

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  1. ^ a b c d e 『怪狂譚』著者紹介

外部リンク

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