薬王院 (水戸市)
茨城県水戸市にある寺院
薬王院(やくおういん)は、茨城県水戸市元吉田町にある天台宗の仏教寺院。
薬王院 | |
---|---|
所在地 | 茨城県水戸市元吉田町682 |
位置 | 北緯36度21分23.2秒 東経140度28分40.7秒 / 北緯36.356444度 東経140.477972度座標: 北緯36度21分23.2秒 東経140度28分40.7秒 / 北緯36.356444度 東経140.477972度 |
山号 | 吉田山 |
院号 | 薬王院 |
宗派 | 天台宗 |
寺格 |
青蓮院門跡直末 水戸藩の檀林寺 吉田社(吉田神社、常陸国三の宮)の神宮寺 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 延暦年間(782年 - 806年) |
正式名 | 吉田山神宮寺薬王院 |
文化財 |
薬王院本堂(重要文化財) 仁王門、薬師如来(県文化財) 仁王門、五輪塔(市文化財) |
公式サイト | 吉田山神宮寺薬王院 |
法人番号 | 7050005000827 |
沿革
編集本堂
編集室町時代の大永7年(1527年)に焼失したが、享禄2年(1529年)に再建された。
江戸時代の貞享3年(1686年)に水戸藩主徳川光圀によって大修理が行われた。
昭和41年(1966年)6月11日に重要文化財に指定され、昭和43年(1968年)には解体修理が行われた。
仏像
編集文化財
編集重要文化財(国指定)
編集- 本堂 - 室町時代後期の享禄2年(1529年)の建立。規模の特に大きな堂であり、桁行7間、梁間5間、一重、入母屋造、茅葺形銅板葺。水戸市内にある。地方的な様式を濃厚に持っていて、室町時代の建築文化の様相を知る重要な遺構である。昭和41年(1966年)6月11日指定。
茨城県指定文化財
編集- 仁王門
- 薬師如来像
- 十二神将像
水戸市指定文化財
編集- 松平亀千代丸五輪塔
所在地
編集アクセス
編集水戸駅南口の2番乗り場から台町方面経由バスに乗車し、薬王院前で下車。
近在の施設
編集- 水戸藩御用 神楽屋敷跡
- 水戸市立千波中学校
- 清巌寺(西月山東照院清巌寺)
- 吉田神社
脚注
編集- ^ 水戸観光コンベンション協会, 一般社団法人. “薬王院 « 一般社団法人 水戸観光コンベンション協会”. www.mitokoumon.com. 2018年10月20日閲覧。
- ^ “薬王院本堂 | 水戸市ホームページ”. www.city.mito.lg.jp. 2018年10月20日閲覧。